4/20.21 大阪にて第30回出張レッスン開催のお知らせ。あと少しで満枠です!

子育てに疲れた時にも優しくアプローチ?!フルート奏者とのレッスン

どうもごんざです。
フルート奏者の方のご自宅でレッスンしてきました。

普段からフルートの方にレッスンを受けているということでしたが、いつもとはまた違った視点でのレッスンになったのではないかと思います。ご自分でもその都度変化を感じてくださっていたので、レッスンがとてもスムーズでした。

試してみながら採用する

レッスンでありがちなのが「今はそのやり方で音でないかもしれないけど、慣れてくればそっちの方がいいから」と先生に言われること。

でもそれって本当にそうなんでしょうか?

少なくともぼくは、その場で提案をしてみて、チャレンジしてもらい、その後どうだったかをレッスンを受けてくださっている方と話しながら採用するかどうか決めています。

無理にやり方に変えたとしても、その場で変化や変化の兆しがなければ、それがその人にとってハマるやり方かどうかわからないからです。

問題の原因を観察する

身体の使い方や楽器の吹き方を見ていて、木管楽器でも金管楽器と同じことが言えると感じる場面がありました。

響きを増やしたくて言う「口の中を広く」

どの楽器でも共通して「口の中を広くして」と言うアドバイスを受けている方が多くいます。ぼく自身、長いこと無意識で口の中を広くしながら長い間吹いており、それによりたくさんの問題が発生していました。(関連記事: ホルン演奏で口の中の形を必要以上に縦長にしすぎていた

響きを増やしたくてした提案が「口の中を広くしてみよう」なんですが、本当に口の中を広くすると響きが増すのか、確かめてみてほしいなあと思います。近くで聴くと響が増えたようにも聞こえるのですが、遠くで聞こえると案外そうでもないケースが非常に多いのです。

アドバイスを見極める

提案の後、「それでどう変化するか」を実験して検証する段階があるとスムーズです。

そこで提案した先生側と、提案を受けた側の対話が必要だとぼくは考えているからです。

「どうだった?使えそう?」

「いいかも!」

コミュニケーションを取りながらレッスンを進めます。これって必要なことなんですよね。

レッスンの影響が子育てにも?!

レッスン後のアンケートでこんなコメントをいただきました。

今日はフルートのレッスンでしたが、力みが抜けたおかげか、子供たちにも優しく接することができ、晩ごはんの支度も苦がなくすんなりできました。

ー中略ー

子供たちの先々をあれこれ考える必要あるのか?って自分で疑ってみた時に いらんお節介 が、いーっぱいあるとプリプリしちゃうなと。
音楽だけでなく、子育てに疲れた時にも優しくアプローチしてくれる、良いレッスンでした。

「レッスンを受けてくださった方の声」より

この方、あまり休みのない音数の多い曲に取り組んでいて「先の難しいところばかりが気になって焦ってしまうんです」と悩んでいたので、「今の連続で音楽は先に進んでいくので、まずは目の前の楽譜を吹いて気づいたら難しい所にたどり着いていた!みたいな感じで吹いてみましょう」と提案したところ、素晴らしい演奏を披露してくれたんです。

そこからの子育てのお話だったのでした。

おわりに

先生と生徒の言葉のキャッチボールがポイントのレッスンでした。今やっていることが果たして本当に必要なのか?それをやめてみたらどうなるのか、それをなぜやっているのか。

ひとつひとつ二人で見直していくことで、たくさんの変化があったレッスンでした。

 

 

それではまた!

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1件のコメント

こんにちは
すっかり時間が開いてしまいましたが、先日はレッスンありがとうございました!
レッスン中はあまりに楽に吹けるので、面白いやらびっくりするやらの連続で沢山吹いてしまいましたが、やってる曲はやはり難曲…翌日の夕方からぐったりでした(笑)しかし、先週のレッスンにてマルをもらい、次の曲へ進みました!
先生からも、音色が軽やかになって全然違う!とお褒めの言葉をいただきました。そして、何よりびっくりしたのが、進んだ次の曲…
学生コンクールで課題曲になるような曲なんですが、ずっとずっと難しい…と思っていたんです。

全然難しくない(°▽°)

あれ⁇ってなりました。
まわらないと思っていた指も、原因は重たい結婚指輪と左肩甲骨の負傷だと気付き(あんなに辛かったのに気付いてもいなかったっていうw)、パパに言って外しました。どんだけ自分を痛めつけていたのかと、本当にびっくりしました。

しばらくはご自愛優先して、次回はベストコンディションにてレッスンお願いしたいです。
遠路はるばるありがとうございました!

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