どうもごんざです。

レッスンに来てくださる金管奏者の方に「もう少しマウスピースを密着させてみましょうか」と提案することが結構あります。

適切な密着がないとそれだけタンギングが不鮮明になったり、バテやすくなったり、いろいろと損をすることが多いのですが、どうも「押し付ける=いけないこと」ってのが浸透しているようで、いつもそれがなぜなのか、疑問に思っていました。

そんなとき、以前演奏したことある曲を再び引っ張り出して練習していたところ、気づきました。

以前難しいと感じていた部分を演奏したとき、以前の吹き方にガッと戻り、プレスと同時にいろんなところに一緒に力が入っている吹き方をしていたことに気が付いたんです。

きっとこれがマウスピースを唇に押し付けることがタブー視される一つの理由なんだろうな。

自分の演奏のアップデートと共に振り返ります。

舌も首も腕も一緒に力みたがる

以前演奏した曲って不思議と体が覚えていて、あっという間に当時の吹き方に戻ります。

強くそれを感じたのはこの箇所。

テンポ126くらいでの16分音符に加えてこの跳躍。難所です。

以前の吹き方でここを演奏したとき、上のEに移行する際にグッとプレスをしてたんですけど、マウスピースと唇の密着度が増す以外に、首や舌にも、腕にも同時にかなりの力が入っていることに気がつきました。

 

「これがあるからプレス嫌がるのかも!」なるほろ!

 

なんだかいらんところも一緒にがんばってくれてました。なので、一旦自分の演奏プランを整理しました。

演奏プランの整理→アップデート

ハイトーンに必要なのは、例えばマウスピースのスライド、口の中の広さ、アパチュアのサイズ、息の圧力、マウスピースの密着具合の変化。

首に力を入れることや、舌に力を入れてもハイトーンは出しやすくなりません。

そこを整理したら、次は腕の力。

マウスピースを唇に密着するために確かに腕の力は必要です。でも具体的にはどこに力が必要だろうか。左手の手首を少し曲げるだけでもマウスピースは唇に押し付けられます。

そんなに力いらないよね。と確認。

 

演奏プランを整理して再度演奏。
以前よりかなり楽に吹くことができました。

アップデート完了。

自分の中に浸透するようあとは何度も練習。自分の演奏の中にヒントがあってよかった!

おわりに

マウスピースを押し付けるとき、どこに負荷がかかることが必要なのか考えてみる。

今回はこれでだいぶ楽に吹けるようになりました。押し付けようとすると、ついつい一緒にいろんなところに力が入っていて、結果的に「プレスするといろんなところに力入るからダメ」ってなるパターン。

あると思います。
昔やった曲を改めて演奏すると過去の自分に気軽に出会えて興味深いです。自分の演奏をアップデートするきっかけにもなるし、レッスンで使えそうなヒントも得ました。昔の自分のクセも役に立つんだなあ。

自分でクセを見つけてアップデートできるとうれしい。楽器を吹くのが楽しくなります。

自分の中の先生もいい感じで成長していることがわかりました。やったね!

 

 

 

それではまたー!

記事中に出てきた難所はこの演奏会で演奏するプーランクの六重奏曲の中の一節です。
ごんざの奮闘ぶりをぜひ聴きにきてください^^

4月15日(土)に木管六重奏のコンサートに出演します!

      \Twitterでフォロー!/
      

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

ごんざ ゆういち

国立音楽大学卒業。ホルン奏者。講師。 自身が長い間、心身ともに不健康な状態で音楽と関わってきた経験から「健康的に音楽と関わる」をコンセプトに多方面で活動中。 現在アレクサンダー・テクニーク勉強中。