「なんだか良くなった」ではなく、もはや「別人の音」です。自分のベルから出たとは思えません。劇的ビフォーアフターでした。/社会人/女性/ホルン奏者

盛岡出張前日に連絡をくださってレッスンをすることになりました。控えめに言っても「短時間でこんなに人って変わるんだ」と驚きの隠せない瞬間が二人して多々ありました。「楽器てこんなに楽に吹けるんですね！」何度も何度もそう言ってくださったことがとても印象に残っています。まだまだこれからもホルン、楽しめますよ！

それではどうぞ！

権左のことはどこで知りましたか？

去年くらいにツイッターで、知人がRTしていたのを見て知りました。

レッスン前はどんなところに悩んでいましたか？

アタックの成功率が低い、pやppがきれいに吹けない、デクレッシェンドも苦手。

一方で、fも思い切り出せているという感じがしない。

高音域が必要なことが多いけれどすぐにバテてしまうし、遠くまで響くような音にならない、などなど数知れず…。

よく吹く方が多い環境で吹いてらっしゃるとのことだったので、最初はその影響からかめっちゃ息を入れて体も力みまくって楽器を吹いている状況でした。

何がきっかけでレッスンを受けようと思いましたか？

偶然ツイッターで出張レッスンのことを知り、「この機会を逃しちゃいけない！」と大慌てで飛びつきました。

実際レッスンを受けてみてどうでしたか？

衝撃でした……。別人のような音が出て本当に驚きました。

「なんだか良くなった」ではなく、もはや「別人の音」です。自分のベルから出たとは思えません。劇的ビフォーアフターでした。

誇張でもなんでもなく「スコーン」と別人の音がでた瞬間。あの瞬間をしばらく忘れないと思います。部屋中に広がる明るくて爽やかな素晴らしいハイトーンでした。

何か改善されましたか？

前述の諸々の悩みが吹き飛びました！アタックも綺麗にぽん、と音が出せたし、息を減らしても震えたりしないし。吹いたら吹いただけ音量が出る感じで、かえってオロオロしてしまいました。

楽器を吹く、というのは体全部が協力しあって、楽器の助けも借りて行うものですが、そのバランスがうまいこといってないととても吹くのが困難になります。みんなさらっと吹きますが、楽器を吹くってめっちゃ高度なことなんですよね。バランスを取り始めたら、ほとんどすべてが今までとは全く違ってきましたね。

どんなことに気づきましたか？

今まで「もっとがんばらなきゃ！」と思っていたのに、必要なエネルギーは私が思っていたのよりもずっと少ないのだと知りました……びっくり……。

あとは自分のアンブシュアタイプや、マウスピースをもっときちんと当ててあげるべきだったこと。それができると、タンギングもずっと軽くできるようになること。

今にして思えば、マウスピースの当て方がかる～くなっていたのは、「余計な力が入っている」という自覚や周囲からの指摘に対して「とにかくなんとかしなきゃ」と思っていたため、だったのかも。

一度自分の状態に気づけば、その後はもうかなりの確率で自分でも違いに気づくようになり、それをきっかけにいろんなことが見えてきます。

もっとこうしてほしい！など、要望はありますか？

ぜひ、また出張レッスンにいらしてください！

こんな人におすすめのレッスンです！

なんとなく上手く吹けない気がしているけれど、何をどう変えたらいいのか実感としてわからない人。

ズバリ聞きます！たくさんの先生がいる中で、なぜごんざを選んでくださったのですか？

ひとえに「ご縁があったから」ということに尽きます。どこかの行動力ある学生さんに感謝です（笑）

ただ、やっぱり以前からブログを時々拝見して、なんとなくの「人となり」をうかがい知ることができたのはすごく大きかったと思います。まったく前情報なしでは、怖くて飛び込めなかったかも。

どこかの学生　笑

なんとなくでも知っているのとそうでないのとでは全然違いますよね。勇気を出して飛び込んでくださりありがとうございます！

権左ってこんな人でした！

私が緊張しいなので最初はどきどきでしたが、終始気さくにお話していただけて楽しく過ごせました。あとは出来ていることについてきちんと「出来ている」と言っていただけるのがとても安心しました。

うまくいっていることを「うまくいっていますよ」というのはダメ出し以上に意味のあることです。そこから新しい自分を組み立てていく意味でも。

今まで力みまくって息いれまくって吹いていたことも悪いことではないんです。そこだけが「がんばってくれていたから」です。体全部使って楽器を吹くことを覚えたら、いつもがんばってくれていたところがずっと楽できる。それだけのことです。

これからも楽しんでホルン吹いてくださいね。再出発！