どうもごんざです。
今年で楽器を初めて19年目。
ひとりいつものように楽器と向き合っていたところ、大変なことに気づきました。

ぼくの心は、大分昔から止まったままだったんです。

気づいたとき、ようやく自分の中でいろんなものが動き出した気がします。

心も体もガチガチだった中学3年のとき

「お、今日は調子がいいぞ!」と張り切って吹くとすぐ調子が悪くなって全然吹けなくなって自己嫌悪・・・。中学時代はこの繰り返しでした。

自分が下手だからだ。
練習が足りないからだ。
気合が足りないからだ。

そう思ってホルンを吹けば吹くほど調子が悪くなって、でもどうしたらいいかわからなくて。きっと心だけでなく、体もガチガチだったんだと思う。ホルンを吹いていて「楽しい」って思ったこともなかった。

そしてそれは高校時代も続きます。

8年前に初めて演奏した曲に再び取り組んで気づいたこと

Poulencという作曲家の「SEXTOUR」という曲があります。木管五重奏+ピアノの曲です。この曲を初めて演奏したのは大学を卒業して1年目のとき。

当時大変に苦戦した曲。それを今度また演奏する。普通であれば(1度過去に演奏した曲だ、あれから自分はどれくらい成長したかな)と楽しんで取り組めるはずですが、ぼくはそうではなかったんです。

昔の吹き方を体が覚えていて自動的にそれになる

通し練習をしていて気付きました。

何かが起きている。どうもおかしい。

一人で吹いているから緊張しているわけでもない、朝イチじゃないから体も起きている、楽器の角度も戻したからいつも通り吹けるはず。

でも、恐ろしくバテる。
体が痛い。
音も出にくいい。
自分の音が嫌で仕方がない。

何が起きているかわからないので全身を鏡で見ながら練習することにしました。そうすると、自分のやっていることに気がつきました。

 

首を押し下げ、体を縮こまらせて楽器を吹いていたんです!

これじゃあ体も痛くなるし、息も吸いにくくなります。その結果バテやすくなる。吹きづらくなる。

そこで気づいたんです。
「これは当時の吹き方だ!」と。

試しに姿勢に気を使って吹いてみると、楽に吹けました。

なんだこれは・・・。

楽譜を難しく見ていたことにも気づいた

その部分だけ見ればなんてことのない楽譜なはずなのに、プーランクの曲を練習していた時はなんてことのない八分音符もキツくて。

これはおかしいぞ。

呪いか?と試しに一歩離れて楽譜を見て見たら、なんだか難しいものを見るような感じで楽譜を眺めていたことに気がつきました。

「別に並んでいる音は簡単な譜面じゃん」と思ってから吹いて見ると、以前より楽に吹けました。

楽譜の見方も当時の見方に戻るのかな?

肩の荷が降りて前に進み出した

昔の曲を吹くと昔の自分に戻る。
まずはそこに気づくこと。

気づいたら、今の自分で吹いてみる。
→うまくいったならアップデート。

うまく吹けないもの、難しいもの、と言った先入観というか過去の自分からの声。ありがたいけど迷惑だなあ。

気づいてようやく前に進み始めました。

おわりに

もうあの頃の自分じゃない。
ホルンをはじめて19年。
中3から16年経って、今は昔より断然楽に楽器を吹けてる。
あの曲を初めて演奏してから8年経って、今が最高の自分。

考え方、当時の吹き方、楽譜の見方。
それがこんなにも時間が経っても体が覚えているなんて驚きました。

見つけるたびにアップデートしていこう。
見つけやすくなりたいから、よく観察しよう。

過去の自分。
出てくるなとは言わないけど、もう少し自分を信用しよう。

 

 

それではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

ごんざ ゆういち

国立音楽大学卒業。ホルン奏者。管楽器コーチ。 自身が長い間、心身ともに不健康な状態で音楽と関わってきた経験から「健康的に音楽しよう」をコンセプトに多方面で活動中。