どうもごんざです。

今日は効率良い「p」の吹き方についてです。

「p」と譜面に書いてあるのを見るとぼくはちょっと身構えちゃいます。

そんなとき、とっても助けになる方法を教わったので紹介します。

音が鳴らないくらいの息量から楽器に息をいれる

「どれくらいの静けさかな?」

「他の楽器とのバランスはどうだろう?」

pを見かけるとそんなことをよく考えます。

先日も曲中の静けさや雰囲気をイメージしながら、静かなフレーズをレッスンで吹いていたところ、フルート奏者の嶋村順子さんに「どれくらいの力加減でどれくらいの音量がでるかって知ってますか?」と言われました。

はて。

感覚として「これくらいの息の量入れればこれくらいの音量がでる」というものはあります。

そこを聞かれたのかなと思って考えていると、「最初は音は鳴らなくていいので、ほんの少しの息の量から少しずつ息を増やして楽器に息をいれていってみましょう」とアドバイスをもらいました。

 

「音がでたらすっと息の量を減らしてまた息の量を増やして音を出す、というのを繰り返してみましょう」

息を出し続けながら、ほんの少し音が鳴ったら息の量を減らし、音が鳴らなくなったらまた息の量を少し増やす。

繰り返していくうちに「なんだ、自分が思っているよりずっと少ない息の量、圧力、筋肉の使い方で音でるじゃん」と気付きました。

いつのまにか音量に対して必要より多い力加減で身体が覚えていた

本来、息も力もそこまで必要ないのにがっちり準備していた自分に気付きました。

そこまでガチガチに準備をしたり心構えをしなくても、少ないエネルギーで効率のいい演奏はできたんです。

 

「なんだそんなことも知らなかったの?」

 

そう思う人もいるでしょう。

 

でも、自分が次の一歩を踏み出すのに必要なことって大きなことばかりではなくて。

どちらかと言えば手を伸ばせば届くところにあるものに気付いていないこと、の方が多いと思うんです。

今回のポイントもちょっとしたことです。

音量を小さくするのではなく、0からはじめる

これがぼくにとってはヒントになりました。

「p」っていうとどうしても「小さくするもの」とすでにでている音から小さくするようなイメージが自分にはありましたが、それを「0からスタートしてみる」ことによって考え方とイメージが変わったんです。

0から吹き始めて「これくらいで吹けるんだ」って頭と身体でわかってから、静かなフレーズをもう一度吹いてみると、最初とは違う質の「p」で吹くことができました。

おわりに

普通では気付かないような些細なことや動きに気付き、新しい提案してくれるのがアレクサンダーテクニークの先生。

今回もまたひとつ勉強になりました。

嶋村順子さんは「新しい提案をすぐに取り入れるのもすごいことですよね」と言ってくれましたが、そりゃそうです。

だって自分が思ってもみなかった提案をしてもらって試してみることで、自分が変われるかもしれないんですよ?

やらないだけ損です。

自分が「え、そんなこと?」とか「そりゃないだろう」そう思うことにこそヒントがある。受け入れないなんてもったいない。

これからも柔軟でいたいし、ぼくも人にレッスンするときもいろんな提案をし続けたいと改めて思いました。

 

それではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

ごんざ ゆういち

国立音楽大学卒業。ホルン奏者。管楽器コーチ。 自身が長い間、心身ともに不健康な状態で音楽と関わってきた経験から「健康的に音楽しよう」をコンセプトに多方面で活動中。