左手の小さなホルン吹きにおすすめする2つの対策法

どうもごんざです。
手の小さいホルン奏者の方とのレッスンでいつもお話ししていることを紹介します。

右手については以前、別に記事で取り上げました。→手の小さなホルン女子に朗報!おゆまるくんで楽器が持ちやすくなる!

今日は左手の話です。

小指かけは男性用に作られている

ホルンは基本的に成人男性用として作られています。なので手の小さな女性には、特に左手の小指掛けに届きにくいことがあります。

小指掛けにしっかり小指が届いていると、楽器を支えることやプレスするときに役立ちますが、必ずしも小指がかかっていなければいけないというわけではありません。なので、小指は掛けなくてもいいのです。ちょっと慣れるまでは吹きづらいですが、構えにくいよりはマシです。

楽器屋さんに知り合いがいれば小指掛けを外して場所をずらす方法もあります。

 

最近では女性にもやさしい設計のホルンも増えてきていて、最初から小指掛けのサイズを変更できる楽器もあります。ヤマハで言えばYHR-869D / 869GDには最初から、可動式小指掛けがついています。

可動式小指掛け、またの名を可動式フィンガーフック、と呼ばれている左手の小指掛け用のグッズは後付けもできます。アレキサンダー社のサイトに売ってました。

可動式小指掛けを上手に使うコツは、長さだけでなく角度も多少変更できることを知っておく必要があります。角度でだいぶ持ちやすさが変わります。

長時間の演奏が辛かったらプロテクター

小指掛けが可動式だったとしても、楽器によっては親指のキーも届けにくく押しにくいことがありますし、そもそもどうやっても楽器すら持ちにくい場合があります。

そんなときにはプロテクターがおすすめです。これをつけると小指の負担も激減して楽器を構えやすくなります。

AタイプとBタイプがある

プロテクターにはAタイプとBタイプがあります。 

Aタイプはマウスパイプが小指をかけるところよりも手前からカーブしているホルン用で、Bタイプはマウスパイプが小指かけ付近か、そこよりも先からカーブしているタイプのホルン用です。

 

 

それではまた。

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