ホルンと言えば右手についてよく話題になります。
「右手の位置はどこがいいんですか?」
「右手が痛くなります」
「ゲシュトップがほにゃらら」
今回は意外と見過ごされがちな左手のお話。
自身の体験談。
左手の握り方で音の明るさが全然変わったんです。
もともと左手首が楽器の内側に入っていた
もともと様子のおかしかったごんざの左手がこちら。
ちょっとわかりにくいかな。
もうちょっと引いてみてみます。
手首がグイッと内側に入っちゃっているんですよね。
前から見るとこう。
もう親指のね!主張がすごいよね!
もしホルン吹いてて(私もこんななってるかも)って人は、ここから先を読むと音色が明るく響くようになりますよ。
左手の向きの違いがポイント
ある時一緒に吹いてた人に何気なく言われたんです。
「ねえねえ、ごんざ左手変じゃない?」
左手変。
言われるその時まで、左手の様子なんて人生で一度も考えたこともありませんでした。
「ちょっと手首が内側に入りすぎなんじゃない?」
と言われ直してみたのがこちら。
違いがわからねーよ!な声、ありがとうございます。ぼくもそう思ったのでわかりやすくしました。
結構違いますよね?
今までは手首が内側に入っていましたが、それがなくなりました。
自然と親指も引っ込みます。
いろんな角度から見てみましょ。
だいぶわかりやすい(自画自賛)
親指もあるべき場所に戻った感。
スッとしてる。
楽器に手がべったりついていたのが必要な部分だけ接するようになりました。
たったこれだけで音が明るく響くようになります。
秘密はマウスパイプとの関係にあった!
2つを比べてみるとわかるんですが、今までの持ち方だとべったりマウスパイプに手の平がついていたんです。
持ち方を直した後は、マウスパイプに接している部分が左手の親指の部分だけになります。
これだけで音が明るくなって響きがぐんと変わります。ぜひ試してみてください。
おわりに
左手だけで響きが変わる話、いかがでしたでしょうか。左手だけが音が変わるなんてめっちゃお得じゃないですか?
マウスパイプにどれだけ手が触れているかで音色がかなり変わります。
いろいろ試してみると楽しいですよ。
それではまた。
左手の話、まだあります。
あなたは押しF派?それとも押しB派♭?小指が痛い人も必見!ホルンの左手の話
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