映画「オケ老人」の撮影に参加しました!

オケ老人

どうもごんざです。
以前、演技指導兼エキストラとして参加ということでお仕事をいただき、昨年収録に参加した杏さん初主演映画「オケ老人!」が2016年11月11日に公開されることになりました。

普段テレビでしか見ることのない俳優さんや女優さんとお仕事をさせていただき、芸能界をほんのちょっとだけのぞけ貴重な経験になりました。

俳優の方々のONとOFFの切り替えがすごい

俳優さんを見ていると、本番前どれだけほがらかに楽しく雑談をしていても、いざ本番となったときのスイッチの入り方がすごい。切り替え、緊張感、役者として演じる、ということ。どれもが一流。

今回の映画で言えば、実は担当の楽器を持ったこともない状態の役者さんがほとんどでしたが、楽器の構えを覚え、運指を覚え演奏する。これはものすごいことです。それが役者さんの集中力の高さで目を見張るほどのスピードで様になっていったのです。

 

休憩時間には杏さんが即席の弦楽アンサンブル演奏をする場面もあり。超貴重な瞬間でした。

雰囲気のいい妥協のない現場

本番では1カットごとに指導に入っている音楽家みんなでモニターを確認しながら撮影は進んでいきました。動きがそろわなければ撮り直し、誰かが間違えれば撮り直し。

音楽系の映像ものは手元だけが抜かれていて(これ本人は弾いていないだろ)ってケースが多いのですが、今回は全体を映している部分もかなり多く、弦楽器群の弓順もそろっているのでぜひ注意して見てみてください。

そこに一切の妥協はありませんでした。でもうまくいけばみんなで拍手して、指導する側も役者さんたちにも一体感があって。ほんと素敵な時間でした。

早いパッセージでどうしても役者さんの指使いが追いつかないところだけ、代わりにぼくの腕で収録しましたが試写会で確認したところ使われていませんでした。。腕タレデビューならず。

 

現場の雰囲気もよく、収録を支える周りのメンバーもすてきな方々ばかりでした。テレビや映画で見ると役者さんばかりがもちろん映りますが、その陰には本当にたくさんの方が関わっていて、その人たちがいるから成り立っているんですよね。

監督さん、プロデューサーさん、ディレクターさん、カメラさん、衣装さん、メイクさん、マネージャーさん。。全然思いつかないのが申し訳ないですが、まだまだたくさんの人が関わって一体となってひとつのものを作り上げる。熱いものを感じました。

みんなで何かひとつのものを作り上げるエネルギーってすごい。

 

 

休憩時間にはいろんな役者さんが差し入れをしてくださいました。

でも一番のインパクトは杏さんの差し入れ!なんと「カフェカー」の差し入れでした。

 

「杏さんからカフェカーの差し入れでーす」

 

すご。

カフェカーってこんなやつ。
カフェカー参照:http://www.takuho.co.jp/?attachment_id=11474

好きなメニュー飲み放題!
一杯一杯プロが淹れてくれてめちゃうまかったです。

 

収録外では杏さんの気さくさや気遣いも見ることができて一気にファンになりました。

休憩時間に弦楽器の演奏家たちと即席のアンサンブルをしたり、ぼくらとも分け隔てなく話してくださったり、役者仲間の誕生日には誕生日プレゼントを渡していたり。。とてもやさしい方でした。

 

この映画の何がすごいってやっぱり役者さんの手元です。他の映画だとうまーい感じで手元だけ映っていたり、顔だけ映ってたりするんですがオケ老人では近くで撮っていてもそんな部分がないんです。

プロの指導とプロの役者さんたちの努力の賜物です。

 

感動的な映画。
その中にも笑いあり、涙あり。。びっくりするような楽器での演奏もあります!あれは本当に驚きました。

原作は小説です。小説とはまた違った設定ですが、小説は小説、映画は映画で楽しめると思います!

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