日々レッスンをしていると理由はそれぞれですが、「◯◯なのでレッスンをキャンセルしたい」ということがあります。
体調が悪くなることもあるでしょうし、都合がつかなくなることもあるでしょう。何か突発的な事情もあるかもしれません。
ただ、どんな理由があるにせよ、一度取り付けた約束をキャンセルすると何が起こるのか。
今日はそのあたりをお話しします。今まであいまいになっていたので、今後は徹底します。
ちなみこのブログのレッスンメニューの項目に記載しておりますが、ぼくの考え方は以下の通りです。
なぜキャンセル料をいただくのか
個人でレッスンをしているのになぜキャンセル料が発生するのか、イメージが湧きにくい方もいると思うので説明します。
場所代が発生している場合がほとんど
ぼくの場合は自宅でレッスンをしていませんので、ほぼどこでレッスンする場合でも場所代が発生します。
例えば、新大久保の楽器店ダクのスタジオでレッスンする場合、ダクのスタジオはこんな決まりになっています。
☆キャンセル料: 7日前~前日:50% 当日:100%
レッスンまで1週間を切った時点でキャンセルになると場所代がすでにかかるのです。
ですのでご返金する場合にもキャンセル料が発生する場所でのレッスンは、場所代はいただくことにします。
時間を用意していることを知ってもらいたい
キャンセルにあたって、「実費だけでいいじゃないか」と思うかもしれませんが、レッスンするにあたって私の時間をその方のために用意している、ということを分かってもらいたいです。
その予定が入っていなければ他の方がレッスンに来れたかもしれないですし、私も他のことに時間を充てることができます。
それにレッスンするにあたって、私の場合はお申し込みをいただいた時点からその人のことを考え始めます。
- レッスンを受けにきてくれる人はどんな人だろうか
- どんなことで悩んでいて
- どれくらい悩んでいるのか
- 今までどんな音楽人生を歩んできて
- どういう方向にレッスンが進むといいのか
たくさん考えていることが、たった一言の「キャンセルします」で終わってしまう。そこを知ってほしいのです。
おわりに
キャンセル料の考え方としては「かかってしかるべきもの」です。
お金をいただく代わりに、時間と場所を提供している、そういったイメージです。
これはプレッシャーをかけるわけではなく、お互いが気持ちよくお付き合いしていく上で、その前提が合った方がいいよなあ、と思ったので思い切って書きました。
これからもレッスンに来てくださる方と、気持ちの良いお付き合いをさせていただければと思っております。
それではまた。
こんにちは。いつもTwitter拝見しています。
キャンセル料、発生して当然だと思います。場所代ももちろん、一番はその方のために作った時間代ですよね。
私は大手音楽教室のピアノ講師をしております。なので、レッスンのキャンセルということはないのですが、レッスンを欠席した時の補講を要求されたり、時間変更を頼まれる場合があります。どちらも教室のきまりでできないことになっているのですが、それを伝えると嫌な顔をされる場合もあります。
他にも生徒さんがいるんです、あなたのためだけに変更はできないんです!と叫びたいときがあります。
一昔前はそんなことなかったんですけどね、時代でしょうか。
少しずれてしまったかもしれませんね、申し訳ありません。音楽を楽しんでいけるよう、お互い頑張りましょうね。失礼いたしました。