どうもごんざです。
レッスンに来ている方で「音が汚いんです」とか「音質が汚いんです」と悩んでる方、結構多いです。
その度に、汚いってどういうことを指して言っているんだろう、と考えます。
思うところあってツイッターでつぶやいたら反響がありました。
「音汚いよ」と相手に言うのをやめましょう。今の時代、「なにくそ今に見てろよ!」と思う人より、「グサー_:(´ཀ`」 ∠):」な人のが圧倒的に多いからです。楽器吹きに「音汚いよ」は相手が傷付くだけ。「音汚いよ」の代わりに「もっと◯◯してみたら?」と提案しましょ。
— ごんざゆういち (@Gonja_19) 2017年7月13日
どこを聴いたか、何を思って言ったか、その後に何か提案はあったのか。そんなところがポイントな気がします。
「音汚いよ」のその後
「汚い」とはどういうことだろうと考え込むかな。ピッチがずれてるのか音が割れてるのか、とか。社会人楽団はみんなオトナだからか具体的なダメ出しとアドバイスの方が多い気がします。 https://t.co/m3f5PSErRH
— Meine.I (@Requiem06) 2017年7月13日
その通りですよね。どちらかと言うと「その場にふさわしい音色でないときに」言われることが多いような気がします。
「音程悪い!」とか「アタック汚い!」とか「姿勢悪い!」とかもそう。姿勢悪いに至っては根拠がよくわからない場合も多いです。指摘するのもいいけど必ず一緒に考えよう、なぜそうなるのか。 https://t.co/sUhBkfrHcV
— YUKI@Trumpet (@musieren_yuki) 2017年7月13日
一緒に考えてくれるならいいですよね。
指摘だけだと傷ついたり萎縮したりする人とても多いです。
ダメ出しだけだと、どうすれば良いかの改善方法が分からないんだよね。
汚い→やり方変えてみる→汚い→更に変えてみる→(略)…が続くと辛い。どうダメかも分からないまま「練習しておいて」だけでポイされると、迷走まっしぐら。 https://t.co/2BM5ofSxfW— 白ちきん (@snow_chicken) 2017年7月13日
殴られても殴られても立ち上がる、みたいなサンドバック的な要素いるのかなあ…。「練習しておいて」は現場で結構ありそうな声かけ。殴っておいて「なんで殴られたか考えておけ」的な暴力性を個人的には感じます。
提案型も良いけれど、下手すれば馴れ合いにもなりかねないから難しき所。もっと◯◯してみたら?の提案が出来ないひとも多いのでは?
汚いものは汚い。指摘は大切。本人が気付いてない事が殆どだから。ただ、言い方があるのでないかな?と思います。
指導は本当に難しい… https://t.co/icTAqLo8QP— AtelierSunの南さん (@Sax_Repair) 2017年7月14日
なぜそうなるか、を考えてくれたり、提案したりしてくれるのであれば、意味「汚い」って言ってもいいのかなって思います。言いっ放しは反対です。
これ、今の時代とか関係ないですね。単純にその指摘は「雑」ですし、建設的な意見とは程遠いですね。 https://t.co/85V9vkY89g
— 是澤 悠 (@yk8139) 2017年7月13日
建設の「け」の字もないですね。ほんと雑。
本当にこれ。合唱でも言い方がキツイ人います。「声が汚い」「カスカス」「下から掘るな」「高い音全然出てないね」…個人攻撃してくる人に限って、自分の問題点には全く気付いていないっていう。私は「っざけんな!今に見てろよ!」タイプですが、初心者や大人しい人は心折れるよ。#合唱 https://t.co/xSffLtyNgX
— みょうこ (@miyoconte) 2017年7月14日
合唱界隈でも同じような指摘はあるみたいです。キッツイですね…。
「今に見てろよ」タイプの心の強さよ。
自分が言われたらどうか?
こうした方がいいよ!も上から目線になってしまう場合もあるので(同級生に言いたい時など)
一緒に吹いてみよ!一緒に練習しよ!
と誘ってみるのも嬉しい楽しい一緒にうまくなろう https://t.co/KOIV7UBnPv— -⊂iii⊃◁ 寿葉 ▷⊂iii⊃- (@tp1_kotoha) 2017年7月13日
こんな風に言ってくれる人ばかりだったら、もっと合奏は楽しい。
楽器吹きに突き刺さる言葉、
“音汚いよ”
に変わる言葉思いついた〜!
“あなたの音、美しくないわよ”
ほら、なんか柔らかい(小並感) pic.twitter.com/DS2EU8UqHd
— AtelierSunの南さん (@Sax_Repair) 2017年7月14日
「汚い」より全然いい。
自分が心がけていることだが、どうしたら良くなるか、ってのは人それぞれだから難しい。 https://t.co/LL2hzsS4yJ
— 平田 咲汰郎 (@HANAEMI8739) 2017年7月13日
そうなんです。でもそれを考えるのが提案する側の仕事であり腕の見せ所。
どこで聴いているのか問題
わたしは「だよね!汚いよね!ウケる!」ってなるウルトラアホポジティブだから大丈夫。
でもホルンをわかってない人に言われたら言いたいのは、味方につけられるホールなら少々の雑音は客席には届かないよってこと。まあ私の音の汚さがホールのキャパを越えてなかったら、だけどな……😆 https://t.co/J31TkAjplq— まめ@すぎちゃん( ´ϖ` ) (@sugichan_horn) 2017年7月14日
個人的には「ウルトラアホポジティブ」で爆笑したのですが、どこで聴いているかってのは本当に大切で。
しかもホルンで言えば「手元で鳴っている音」はきれいなものじゃないんですよね。それよりも反響して客席でどう聴こえているか、なんです。
なのでそこを分かっていないとホルンの人でも悩みます。実際悩んでいる人は多いです。
そしてたまに他の楽器の人からの心無い言葉で傷つくことが多いのもまた事実。
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おわりに
演奏者にとって命である音について、汚い言葉を使うなんてとんでもないこと。
言葉の使い方ひとつで人は立ち直れないくらい傷ついたり、目の前が明るくなるくらいうれしくなったりするものなんです。
言葉の使い方、考えていきましょう。
それでは、また。
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