満席!4/20.21 大阪にて第30回出張レッスン

感覚的に「あのときの場所」を探すより「今日はここ」で吹くことをおすすめする3つの理由

どうもごんざです。
ここだ!という吹きやすいポイントを見付けると、ついつい「あのときの場所はここだった」と思ってそこを感覚的に探すようになります。

ぼくもそうでした。
吹きやすいポイントを見つければそこで吹けば安心ですもんね。でもそれってドツボにはまりやすいし、うまくいかないんです。

探していくうちに結局調子が悪くなる→またそのうち調子よくなる→探してはじめてまた調子悪くなる。

この無限ループが起きやすいです。
ではなぜこの無限ループにはまるのか?

今日はそのあたりを考えていきます。

①アンブシュアはいつも同じにはなりえない

アンブシュアってぼくはいつも絶対同じ場所ってないと思うんです。

その日の体調によっても変わるでしょうし、疲れがどれくらい溜まってるかとか、吹いている場所の環境だとか、いろんな要素が組み合わさってその日の吹き方になると考えています。

実際どれくらいいつも位置が違うかと言われれば、きっとほんの1mm以下の話でしょう。

ただそれでも吹きやすいあの場所を探すよりも、その日その日で感じ取っていく方がいいんじゃないかと思うんです。

②そこしか考えなくなると他のことが考えられなくなる

いつかの吹きやすいアンブシュア、「あの場所」探しに気持ちがいくと他のことがおろそかになります。

うまくいかないときってどれかひとつだけが原因てことはありません。いつも吹いてた場所でいい感じに音が出ないと「え、ここでうまく吹けたはずなのに!」となりやすいんです。

そんな時に「今日はここが良さそうだ」と思って吹くようにすればだいぶストレスが減ります。

③うまくいったとき何を考えていたか思い出した方がうまくいきやすい

感覚的にどうだったか、と探し始めると危険ですが「何を考えて吹いたらうまくいったかな」と考えるのはおすすめです。

何を考えて吹いたらうまくいったか、と言う思考は動きにそのまま直結する。うまくいったときの環境を少しでも思い出して、吹いてみるのは使えることが多いです。

 

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おわりに

感覚的に「この場所で吹けたからここで吹けるはず!」となるのはうまくいかないことが多いです。アンブシュアのことだけ考えるようになってしまうのも考えが固定されてしまってこわい。

感覚よりも「そのとき何を考えたらうまくいったか」を思い出すことでうまくいくことが多いのでおすすめです。

 

ぼくのおすすめは「今日はここがいいな!」を毎日見つけること。

 

楽器を吹く上で「アンブシュア」は一生付き合っていくもの。なるべく健康的で柔軟な考え方で付き合っていきたいです。これが正解!っていうものはなくてそのとき何がぴったりくるかが重要です。いつもそのとき1番いい場所で吹いていきたいですね。

 

 

それではまた!