どうもごんざです。

年末と言えば第九、第九と言えば年末。
そう、今年もこの季節がやってきました。

第九っていうと普通知ってるのは「歓喜の歌」の部分ですよね。

小学校のリコーダーの時間にやったり、テレビでは合唱の人たちがみんなで歌っているところを見たことありますよね。

でもこの曲、実は1時間以上あるって知ってましたか?

そしてぼくはベートーヴェン作曲のこの「交響曲第九番 ニ短調 作品125」がすべての音楽の中で一番好き。

この曲がどういう曲でほにゃららーみたいのは、ぼくがあえて説明するまでもないのでwikipediaでもみてください。

 

今日紹介したいのは曲の眠たくなるような解説でもなければ、先日の櫻井・有吉THE夜会でやってたローラのフラッシュモブでもないし、あんなに大勢で合唱歌ってて感動するよね!でもないんです。

第三楽章の素晴らしさ、なんですよ。

たいていの人がスヤスヤと寝ているこの楽章こそ、ぼくがもっとも生きてる喜びと幸せを感じる時間なんです。

50秒くらいから始まります。
この始まりです、まずは。

もうこの時点で感動します。
天から降り注ぐような音色。

こんなに美しいもの聴いたことありません。
ここを聴くたび感動します。

神が降りてるとしか思えないのです。
それほどまでに素晴らしく美しいこの楽章。

そして何と言ってもこの楽章、ホルンにソロがあるんです。
静かで安らかな弦楽器の音色の中で、たっぷりとふくよかに歌えるソロが。
しかも3オクターブに渡る音域の広さで。
上はHの音、下はペダルのB♭まで。
ソロの途中にはオケ全体の中でホルン一人だけが吹いている瞬間もあります。

そしてこの曲を吹けることこそ、ぼくがホルンを吹いていて最も喜びと幸せを感じる瞬間なんです。

この曲のソロは今まで4回吹く機会がありました。
一度目はいただいた仕事で(場所忘れた)。

二度目は本番出るはずだった人が急性胃腸炎になったとかで、急遽リハーサルの始まる2日前に連絡が来て、代わりに茨城のノバホールで。
「4番ホルンでソロ付きなんだけどどう?」っていきなり大先輩から連絡が来て「やります!」って言った当時の自分すごいわ。

三度目は一度音楽から離れて戻ってきた直後に紀尾井ホールで。
どれも忘れられない本番です。

 

こんなに美しい曲のこんなに大事な場面を吹く機会があるなんて。

ぼくにとっては信じられないくらい幸せなことなんです。この曲を吹くためにホルンをやってるんじゃないか。そう思ったことさえあります。

滅多にない機会、これからも機会をいただくたび、心を込めて演奏しようと思います。

 

 

 

それではまた。

Twitterでごんざを  

2 件のコメント

  • 第九のソロの練習中にこの記事でビックリしました。嬉しいです。私は今度、初めて吹きます。
    あのソロ大好きなのですが何を思いながら(イメージしながら)吹けば良いのか分からず悩んでいます。
    特にHdurの音階。ベートーヴェンは何を思ってあの音階をあの場所に書いたのか。
    今のままでは怖い…好きだけど幸せだけど怖い(失敗しそう、指間違えそう)と思いながら吹いてしまいそうです。
    良かったらごんざ先生が、どんなことを思ったりイメージしたりしながら吹いているのか教えて下さい。
    よろしくお願いします。

  • 私も,子供のころ三楽章は退屈で,早く四楽章にならないかなと思ってました。
    大人になって,三楽章はベートーベンの中で,最も美しい一つと思っています。
    以下,個人的イメージです。

    第九の三楽章,「静かな旅立ち」の音楽。「お葬式の音楽」かもしれません。
    第一楽章:ビックバンから,水の惑星=地球が誕生するまで。火山の噴火。造物主の悩み。
    第二楽章:水の惑星に,単細胞生物が生まれるまで
    第三楽章:生まれ育った家へ。ポプラ並木を抜け,なつかしき家へ。草原で 草をはみつつ,馬が戯れる。夜空で星がまたたく。でも,夜空に見えるのは月ではなくて地球。そう,私は地球を離れ,かの国に向かう旅人。天国の門の響き。さようなら,地球。
    第四楽章:人類の理想を歌い上げる。「すべての人は兄弟になる。歓喜の翼のもとで」

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