きっかけは、2019年2月から1年半ほど月に何本かずつnoteで更新していた「ホルニストのためのレシピ」を見やすくまとめたもの。
noteでの連載終了後も、レッスンを通して必要に応じて極めてピンポイントな練習メニューを作り続けているので(現在その数160を越えました)、その中から今後少しずつ公開していく予定です。
目次から気になる項目に飛んでいただき、画像をクリックでさらに詳細なページに飛ぶことができます。
必要な情報が、必要な分だけ、必要な人に届きますように。
※最新の公開メニューは目次上に『NEW!!』と記載しています。
目次
基礎知識(ホルンの替え指含む全指づかい、全調スケール)
ウォーミングアップ
1日のはじまりの音づくり
毎日のウォームアップ決定版。
長年いろんなところから仕入れたウォーミングアップを試しては、
(ウォーミングアップって何したらいいの?)
(そもそもやっても意味ない気がする、、、)
と思っていた私が、これを始めてから効果と必要性を実感できるようになりました。
楽譜自体は平易ですが考え方を知って取り組むと、やる前とやった後ではかなりの違をを体感できます。どんな息にも反応する唇づくりのはじめの一歩。
左の画像は楽譜のみ、右の画像をクリックで「Warm up」の譜面PDFと、ごんざの解説と実演を混じえた音声データをセットでお届け。楽譜から読み取れるものに加え、音声と実演が入ることにより、コツや狙いがつかみやすいです。
一日を美しい音で過ごすための音づくりウォームアップのあとに。日々の練習、なんとなくでいつもの決まったロングトーンをやっていませんか?オススメは『その日、自分史上一番いい音を探す』ことからはじめる練習です。ご機嫌でその日一日過ごすためのメニュー。
スラー(リップスラー、スラー、リップトリル)
スラーとリップスラーのコンビネーションゆっくりのテンポでさらっても5分かかりません。
スラーをまじえて取り組むことでリップスラーをより身近に。
NEW!!リップスラー
ホルン特有の倍音の多さを活かしたリップスラー。難しいけどやりがいがあって楽しい。
アパチュアの繊細な動きを鍛えられます。また、意図を理解して取り組むことでバテにくくなり、ハイトーンも楽になります。迷ったらこれをやっておけばとりあえずOK。NEW!!高音域を楽に吹くためには口の中を狭くすることが必要不可欠です。でもどうやって?をここでは詳しく解説し、実践的に学びます。うまくつかめれば(今までなんだったの…?)と感じるほど高音域が楽になります。自信作。
スラー
リップトリル
タンギング
高音域
楽器を始めたての中学校の頃、高音域で悩んでいたぼくが先生に「高い音ってどうやったら出ますか?」と聞いたところ、先生に「高い音はコツさえつかめば誰でも出るよ。でもそのコツは自分で探すんだ」と言われました。
不器用だったぼくはコツをつかむまでにそれから10年以上かかりました。そのコツ、ここで教えます。つかんでからがスタートなんで、圧倒的近道しちゃいましょう。
低音域
音量(f、p、<>)
息を吐く量だけでコントロールしようとしがちな音量。
吐く息の量の増減はもちろんありますが、息の通り道、息の出口、マウスピースのくっつき具合等、他にもいろんな部分が変わってバランスが取れることで出したい音が出しやすくなります。そのためにどんな練習をすればいいか、をここに。
クレッシェンドするにつれピッチが高くなったり、ディミヌエンドするにつれピッチがぶら下がったり音が消えちゃったり。これらは息の量ばかりで音量を変えようとすると起きる現象です。音色とピッチはそのままで音量を変化させるには息の量の増減だけではうまくいきません。
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