どうもごんざです。
ぼくは長い間、マウスピースはなるべく唇に押し付けずに吹いた方が良い。そう思って楽器を吹いていました。
その結果がこちら。
楽器を吹くとき、マウスピースと唇、歯の密着が弱いとすぐに調子が悪くなる。アタックが不鮮明になり音もぼやけ、バテやすくなる。
— ごんざ ゆういち (@Gonja_19) 2016年12月22日
今でもこの習慣に度々陥り調子を崩します。
一般的になぜマウスピースを押し付けちゃだめと言われるかって、一緒にいろんなところに力が入りやすいからなのではないでしょうか。
マウスピース押し付けちゃいけない神話発祥の理由
適切な密着(プレス)は楽器を吹く上で必ず必要なのに、なぜ押し付けちゃいけない神話がこの世に横行するのか。
考えると思い当たることがあります。
一緒にいろんなところに力が入ってしまいやすいから、です。
腕に力が入ったり、
肩に力が入ったり、
顔に力が入ったり。
腕の力をほんのちょっとかりれば唇とマウスピースの密着はできるのに、なぜかセットで別の場所にも力が入りやすい。
だから「押し付け、ダメゼッタイ!」ってなるのではないでしょうか。
唇とマウスピースが適切な密着をすると
全体として見ればいいことだらけです。
歯と唇とマウスピースをしっかりと密着させて楽器を吹けば、
唇の反応が良くなり、
アタックがはっきりし、
音の輪郭もはっきりし、
コントロールが格段にしやすくなります。
おまけにバテにくくもなります。
おわりに
「なるべくマウスピースは唇に押し付けないように」普段から楽器を吹いている人は、恐れずに、今までよりもちょっとだけ腕の力に助けてもらってマウスピースを唇に密着させて吹いてみてください。だいぶ音が変わるはずです。
ただぼくが言いたいのは「いつも押し付けて吹け」ということではありません。
押し付けても吹けること、場合によっては押し付けた方がいいこともある、を知ってもらって選択肢にしてほしいのです。
引き出しは多いほど自分の助けになります。
ぜひ試してみてくださいね。
それではまた。
こんにちは。いつもブログを拝見させていただいています。高校2年のホルン吹きです。
なんか不調だなーと思っていたらマウスピースが離れようとしている…僕も良くあって、こうなってしまうと口はバテ意識が口に集中してしまうのでブレスも浅くなり体中が固まってしまいます。
そこで最近、頭を自由にして、手首と腕を自由に動かしてマウスピースと唇と歯を密着させる。という意識をしています。
僕の場合、手首と腕を固めてしまい、それが原因で音域の変化で口とマウスピースが離れてしまっていたようで、これを意識するようにしたら、音域によって楽器と口が喧嘩しなくなりました。
体と楽器を仲良くさせてあげることは大切ですね!
こんにちは!
コメントありがとうございます
高校生でそこまで自分で気付いていること、素晴らしいですね!うらやましいです。
体と楽器を仲良くさせてあげるってステキな言葉!