春になって新年度がスタートすると、入学してきた新入生がどれくらい部活に入ってくれるか、どう勧誘したらいいか、頭を悩ませている学校も多いと思います。
そんなあなたにアドヴァイス。
必要なことはたったひとつだけ。
どんなときも笑顔でいること。
これが大切なんです。
うまい下手はとりあえずどうでもいい
希望でいっぱいの新入生が4月になって入ってきます。
新入生の勧誘って何してますか?
放課後にみんなで演奏したり、楽器体験をしてもらう学校が多いかな。
やり方はいろいろあると思いますが、今日は楽器体験にしぼって話します。
楽器体験。
実は先輩達も結構緊張するものです。
「うまくできるかな」
「しっかりしなきゃ」
「つまんないって思われたどうしよう」
「何話したらいいかな」
「何の曲用意しようかな」
いろいろ思いますよね。
でもね、あなたが笑顔でいて「来てくれた人たちに楽しんでほしい」って思っていたらそれだけでOKなんです。
どう?
これならできそうじゃないですか?
言い方悪いけど、よっぽど楽器に興味がある、とか強豪校で経験してきた子でなければ、先輩達のうまい下手とかなんてわからないものです。
「ホルンて言ったらやっぱモーツァルトの協奏曲だよねー」
「トランペットだったらアルチュニアン聞きたい」
とか言う人はまずいません。
楽器の成り立ちとか仕組みとか、しょっぱな話してしまいがちなそんなことも説明する必要なし。今の段階では新入生はそんなことちっとも興味ありません。
「ホルンは外国語て角笛って意味でね。。歴史がどうたらこうたらー」
仮入部来て授業みたいな話されたら、ぼくならその瞬間帰りたくなる。
そんなこと話している暇があったら、とにかく楽器を吹いてもらおう!
楽しそう→楽しい
楽器に興味を持ってもらうことももちろん大事だけど、新入生が気にしていることは「楽しそうかどうか」。
経験者で部活はいる気満々で見学に来て「つまんなそう」「厳しそう」「先輩怖そう」って言って部活入るのやめた、とかほんとにあるからね。
それくらい雰囲気重要。
楽しんでもらうためにはまず自分が楽しむ!
「後輩が少しでも楽器が好きになってくれたら嬉しいな」
「自分が楽器の楽しさを伝えられたら嬉しいな」
「後輩がたくさん入ってくれたら部活がにぎわうな」
楽しい事を考えれば楽しくなってくるよ♫
新入生に楽しんでもらうためにはとりあえずこれ。
なんでもないことでもほめまくれ!
隙あらばほめる!とにかくほめる!
ほめられれば誰だって嬉しいものです。
何を隠そう、ほめられてその気になって吹奏楽部に入った人がここにいますよ、そう、ぼくです。
マウスピースを吹いて音が出た!
→ほめる。「音でない人は全然でないからねー、向いてるんじゃない?」
楽器をはじめてかまえた!
→ほめる。「構え方がすごいいいね!楽器とかやってた?」
いくつか音がでた!
→ほめる。「すごい!本当にはじめて?」
ほめすぎだって?全然そんなことない。
少なくともほめられてる方は何の違和感もありません。だって全部ほんとのことだから!
いろいろ試してみてほしいんだけど、一番役立ちそうなのは「自分はそのときどうだったか」
自分が1年生の時、体験入部はどうだった?
先輩キラキラしてた?それとも何か嫌だったことある?
キラキラしてたことはマネすればいいし、嫌だったことは直せばいい。
自分が1年生の時どう感じたか、も大切にすると、より新入生の気持ちがわかるね。
まとめ
新入生に興味をもってもらうためには「楽しそう」って興味を持ってもらうこと。
それには「自分が楽しむこと」「相手にも楽しんでほしい」って思う事が大切。
ぜひぜひ、試してみてね!
それではまた。
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