ホルンのお手入れと掃除方法

ホルンの掃除方法やお手入れ、どうしていますか?

この記事ではお手入れに必要なものから実際のお手入れの方法から手順まで、どこよりも詳しく1から順に説明していきます。

読みながらお手入れもできちゃいますよ。
注意点も一緒に説明していきます。

それではどうぞ。

掃除とお手入れで使うグッズ

お手入れグッズ

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  • フレキシブルクリーナーSサイズ
  • ガーゼ、または適当な布切れ
  • クリーニングロッド
  • シルキーのスライドグリス
  • ヘットマンのオイル
  • ヴァルブオイル
  • 綿棒
  • つまようじ

それではお手入れしていきます。
まず最初に、管という管を全部抜きます。

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   注意。
同じ長さで向きがどちらでも入る管があります。
どちらの向きに入っていたか覚えておくか、わかるように置いておきましょう。

楽器の掃除を終えて組み直したときに管の向きが最初と違うと、吹いた感じが変わります。
「楽器掃除したらなんかいつもと違うな、調子悪いな」ってなるきっかけにもなりえるので気をつけましょう。

では、抜き挿し管についているグリスを拭いていきます。
布で拭いた方がいいとも聞きますが、トイレットペーパー、またはティッシュでも大丈夫です。
ただ、紙くずがつきやすいので気をつけましょう。
ふきふき
管の内側にこびり付いたこんな緑色の汚れもしっかりとろう。
前回塗りすぎたグリスの成れの果てです。

青い汚れアップにすると相当汚れているのがわかりますね。

時間があるときは管の端っこ、ここも掃除します。
はしっこつまようじの先でぐるーっと一周するだけ。
たまったほこりやグリスが取れます。
見落としがちなので忘れないようにしましょう。
黒い何か得体のしれない黒いものが取れたりします。

ロッタリーキャップの内側にもオイルがついているので拭き取りましょう。
ロータリーキャップ昔のオイルが付いてますからね。

楽器のロッタリーも拭きましょう。
ロータリー

 

次はクリーニングロッドの出番です。
クリーニングロッドただの棒です。
先っちょに穴が開いた棒です。

これ、どこかで見たことありませんか?
学校の音楽の授業でリコーダーに付いてくるあれです。
管にはいる棒ならなんでもOKです。

この先にきれいなガーゼや布を巻きます。
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それを管の中に差し込んでグリグリします。

管の中お掃除中の汚れをとります。
管の中に入るサイズになるよう、ガーゼの巻き具合調節しましょう。

ぐりぐりするとこんななります。

緑
緑色。汚れていますね。
こうなる前に時間を見つけて掃除しましょう。

湿ってきたりガーゼが汚れてきたら別の場所が先っちょになるようにガーゼの位置を変えます。

抜き差し管
楽器本体にも棒を差し込んで掃除します。
穴が開いてるとこは全部いれます。
ぐりぐりぐりっと。

次はマウスパイプです。

 注意!
マウスパイプを掃除すると、管の中の状態が変わるので吹き心地や音色が変化します。演奏会の直前に掃除するときはマウスパイプの掃除は避けましょう。 

フレキシブルクリーナーのSサイズを使って掃除をします。

フレキシブルクリーナーホルンはSサイズにしましょう。
サイズがMやLだと管の中に先っちょが入りません。

フレキシブルクリーナーで掃除するのはマウスパイプです。
マウスパイプ

ここがマウスパイプです。
汚れがすごくたまりやすい場所。

大きいのと小さいの大きいのと小さいのがありますね。
今回は小さい方を使います。

汚れができるだけ取れるように、まずはマウスパイプの中に水を通しましょう。
できればぬるま湯で。
水を通したら次はフレキシブルクリーナーの先を濡らします。
洗いますよーさて、少しずつマウスパイプの中にいれていきます。

んで、でてくると。。。。!!
管内汚れ
何かが取れましたね。何かが。。

これを洗い落としてフレキシブルクリーナーをマウスパイプから抜きます。
汚れがまだまだとれそうだったら何度か繰り返します。

そのあと、必ずマウスパイプに何度か水を通しましょう。
汚れが残っています。

ほい、お疲れ様でした。

あ、ここ忘れてました。ベル。

ベルの溝ワンピースホルンはスルーして大丈夫です。

ベルをはめる部分の溝。意外と汚れているんです。この溝に沿ってつまようじをぐるぐると何周もします。

黒い汚れ
ね。

オイルとグリス

ぼくは普段へットマンの「12」と「14」を使っています。
2と14の違いは、ざっくり言うとサラサラしてるかネットリしてるか、です。

オイル

管の中に入れるオイルはネットリしてるとキーの動きに影響がでるので、サラサラのオイル。
管の外側に使うオイルは、すぐとれたりしないようにネットリオイル。

こんな感じで使い分けます。

さて、どこに付けるのか塗るのか。
まずはここです。

全ての穴にサラサラのオイルの「12」を管の中へ。
穴ひとつひとつに1滴か2滴垂らしていきます。
このとき管の内側にオイルが付かないように。
穴の底に直接オイルをお届けしましょう。
image8 (1)オイルをさしおわったら、楽器の向きはそのままでキーを動かしてなじませます!
すぐに楽器の向きを変えるとオイルが流れてしまうので気を付けましょう。
オイルがなじんでくると、キーの動きが見違えるように軽くなります。

オイルがなじんだら次はここです。
ロータリーの真ん中めちゃピント合ってないやん。

サラサラオイルを一滴。
一滴たらしたらしばらくキーを押しまくります。
少し染み込みます。
たらしおわったらキャップをしっかりしめましょう。

ここにもサラサラオイルを。
隙間に一滴ここにさすとロータリーの中にオイルをお届けできます。

粘度の高いオイル

ここから先はレバーアクションがポール式の人向け。
ヒモの人はスルーで大丈夫です。
オイルをこちらに一滴ずつつけます。
ボールアクションオイルはこれでおしまいです。
キーの動きよくなるはずです。

グリス

では管にグリスぬっていきます。
使ってるグリスはこれ。
シルキー
シルキーのスライドグリス。

季節によって固めのグリスを使う人もいるけど、ぼくは一年通じてこれ。
なんでかって?めんどくさいから

適量を指で塗っていきます。
塗るのは先の方だけで大丈夫。
さきっちょ管をしまえば自然と全体に行き渡るからです。
ぬった管からどんどんしまっていきましょう。
何度か管を抜き差しして、滑りが悪ければグリスを追加でぬろう。

ぬりすぎていると、管を奥まで入れたときにはみ出ます。
忘れずにふきとりましょう。

余ったグリス念のため管の内側にもあまったグリスがはみでてないか見てみよう。
これで楽器の掃除は終わりです。

 

お疲れさまでした!

 

楽器もきれいになったし、気持ちもすっきり!
また気持ちを新たに楽器が吹けますね^^

おわりに

楽器の掃除と手入れを詳しく解説しました。

いかがでしたか?

最後に今回使ったグッズを紹介します。
どれも買うべきものばかりです。

 

 

それではまた!

 

例の棒はこちら。

フレキシブルクリーナーS!

ガーゼ

オイル。サラサラのやーつ。

ネットリのやーつ。

見付からなかったよ!

 

シルキーのグリス

つまようじ。

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ABOUTこの記事をかいた人

ごんざ ゆういち

国立音楽大学卒業。ホルン奏者。管楽器コーチ。 自身が長い間、心身ともに不健康な状態で音楽と関わってきた経験から「健康的に音楽しよう」をコンセプトに多方面で活動中。