どうもごんざです。
3年生が引退して多くの部活では2年生が部活を仕切り始めていることでしょう。
楽しく集中して中身のあるパート練習にしたい、合奏にしたい、セクション練習にしたい。
でも、どうもうまくいかない。
みんなが協力してくれない、雰囲気が悪い、暗い、反応がない。。人をまとめる立場になると今までとは全然違った景色が見えます。
みんなをまとめるって大変なんですよね。
そんな悩めるあなたに、うまく後輩や仲間をまとめて雰囲気のいい、一体感のある練習ができるコツをお伝えします。
- 大前提「反応のない人が悪い」
- みんなを巻き込め指名してしまえ
- 話したがりには話してもらえ
- 思いやりを育む
- 無理に「あなたが」引っ張ることはない
1.大前提「反応しない人が悪い」
人前に立つようになるとわかるんだけど、何かをしゃべったとき相手の反応がないとものすごくツラい、不安になる。
前に立つ人の言い方も悪いのかもしれない、何を言っているのかわからないのかもしれない。
でもみんなの前で勇気を持って発言して、なんとかしたいとは思っているんだから、それに反応しないのは悪。
嫌なら嫌と言えばいいし「それは違う」と思うならそう言うべきなんだ。何も言わないのであれば「賛成」と同じ。
だからみんなの前に立って大変な思いをしていてもあきらめないで。悪いのは協力してくれないみんな!
次は反応のない人に対する効果的な対策だ!
2.みんなを巻き込み指名してしまえ
よく生徒の合奏を見学していてある惨劇。
前に立ってる人「何かあるひといますかー?」
みんな「シーン」
THE・地獄絵図。
静まり返る部屋の中。
ただ時間だけが過ぎていく魔の時間。
あるよねー、あるある。
そんなとき、その状況を打破する最高の一手がこれだ。
誰か指名して意見を言ってもらう。
前に立ってる人「じゃあ山田くん(仮名)今どうだった?自分なりにでいいから言ってみて」
とみんなを巻き込んでしまうんだ。誰か一人に集中するんじゃなくてまんべんなく指名するのがポイント。みんな他人事だと思ってやがるからね。指名制が浸透してくると(私が指名されるかも)とみんな考えるきっかけになるよ。
大切なことは、前に立つ人がなんでもかんでも引っ張ってかなきゃいけないわけじゃなくて、その場をどうするかを決めれる権利があるってことなんだ。
「何かある人いますか?」と全員に聞くより指名する。効果的です。試してみてね。
3.話したがりには話してもらえ
いるでしょ。いつもよく意見を言う人。大抵(またあいつかよ)みたいな空気になりやすいんだけど、意見を言ってくれたらこう言おう。
「意見言ってくれてありがとう。じゃあそれを試してみよう」
はい、あなたの仕事ひとつ減りました。無理して引っ張ってかなくて大丈夫。何か提案してくれた人に乗っかる作戦。
ダメだったら「うまくいかなかったね」でOK。大事なのは「意見を聞く」ってこと。無茶苦茶な意見でもまずはやってみる。うまくいかなければうまくいかなかったことが意見を言った人もわかるしね。
4.大切なのは思いやり
1年生→みんなの前に立ってる人の苦労はわからない。
2年生以降→みんなの前に立つ大変さがわかってくる。
部活ってどこもこんな感じです。大事なのは2年生以降。人前に立つ大変さを経験するからこそ、自分じゃない誰かがみんなの前でがんばっていたら率先して反応する、意見を言う、明るくすごす。
部活がうまくいくかどうかって結局思いやり。思いやりのコツは自分がされたらうれしいことを人にする。これだけ。
5.無理に「あなたが」引っ張ることはない
(自分がなんとかしなきゃ)
(まとめなきゃ)
(ひっぱらなきゃ)
いろんな「〜しなきゃ」に取り囲まれるとツラくなる。
もっと周りを頼っていいし、助けてもらっていいんだよ。そこらへんは張り切り過ぎずにうまーくやってこ?
じゃないとぼくみたいに部活中に上履きで学校を飛び出して心療内科に通うことになります。→吹奏楽部がつらくて嫌になって部長なのに逃げだした話
おわりに
うまくみんなをまとめるヒント、いかがでしたか?
- 大前提「反応のない人が悪い」
- みんなを巻き込め指名してしまえ
- 話したがりには話してもらえ
- 思いやりを育む
- 無理に「あなたが」引っ張ることはない
肩ひじ張らずに適度に周りに意見を求めて、話したがりには話してもらって頼っちゃおう。
あなたが一所懸命オールを漕いで船を進めようって無理する必要はないんだよ。
あなたは方向を指し示すだけの船長。
どうしたらみんなにオールを漕いでもらえるか考えるんだ。そっちの方が自分が楽だし、考えるのもグッと楽しくなる。
ぜひ試してみてね。
それではまた!
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