どうもごんざです。
レッスンに行っている学校で、特にトランペットとトロンボーンによく見られる光景。

ベルの高さみんなそろえる問題

これを無理にすると、本来の自分の角度で楽器が吹けなくて、苦しむ可能性が高いんです。しかも自分が苦しんでいることにも気付いてないことも多い。

高さをそろえるとなにがいいのか。なにが悪いのか。その辺りを考えていきます。

自分の吹きやすい楽器の角度を知って楽器を吹くようにするだけで、驚くほど吹きやすくなります。

なぜベルの高さをそろえるのか

見栄えがいいから?
音がそろうから?
みんなやっているから?

それらは果たして事実でしょうか?

例えば吹奏楽コンクールで、あの学校はベルの高さがそろっていないから減点て審査員の話は聞いたことがないです。

演奏を聴いて「あの学校はベルの高さがそろってるから音がちゃんと聞こえる」「ベルの高ささえそろえばもっといい音するはずなんだけどなあ」と言っている人も聞いたことがないです。

見た目をそろえることにどれだけのメリットがあるんでしょうか?

人によって角度は違うに決まっている

人によって歯並びや骨格が違うのにベルに高さをそろえるって無茶があります。自然に構えると顔に対してかなりベルが下を向く人は多いです。プロも多いです。

例えばこちらはドイツを代表する世界的金管アンサンブル「ジャーマンブラス」の演奏です。

素晴らしい演奏ですね。
それぞれの楽器の角度に注目してみてください。ベルの角度みんなまっすぐですか?
全然違います。

じゃあこれは下手な演奏なんでしょうか?
客席まで届かない演奏ですか?

これも違いますよね。

「金管楽器はベルの高さをそろえるべき」は迷信です。本来楽器の角度が下向きの人がベルの高さをそろえようとすると、無理して上を向くことになります。

楽器を角度を無理矢理変えると、息が吸いにくくなる。首回りに力が入りやすくなる。喉に違和感を感じることもある。バテやすくなる。肩が凝る。などなど。

それに対してメリットは?
見た目がそろっていてきれいで音もそろって飛んでくるように聴こえる、これくらいです。

楽器の角度を無理にそろえるのはデメリットの方が圧倒的に多いです。

おわりに

ベルの高さを無理にそろえることは本当に必要なことなのか。そしてそれがどれだけ演奏者にとって負担か。指導者の方々にはぜひ一度考えてほしいです。

ぼくがレッスンに行く学校でベルの高さ問題で苦しんでいる生徒がいたら、まずは本来その生徒が吹きやすい角度で楽器を吹いてもらってから、そっちの方がよければ必ず先生に報告しています。

どこの学校もそうだからやっている、はとても危険です。健康的に楽器を吹きましょう。

それではまた。

trumpet

Twitterでごんざを  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です