勉強や楽器は人から教えてもらえても、「
なので今日は、ぼくのこれまでの経験を総動員して「後輩の育て方」、お伝えしたいと思います。
後輩ってのは、
言わなきゃやってくれないし、
言ってもやってくれないし、
言っても変わらないし、
やってくれてもツメが甘いし、
怒るとヘソを曲げるし、
大変だよなーって思ってませんか?
わかります。
でもこれ、本人の能力はもちろん関係ありますが、こちらの接し方次第ではだいぶ変わるんじゃないかとも思っています。
目次
伝えたいことに負の感情を乗せると真意が伝わらない
人になにか伝えるとき、負の感情(イライラや怒り)を乗せて伝えちゃうと、伝えたいことよりも感情が相手に伝わってしまいます。そうなると相手に言葉がはいっていきません。
なのでなるべく感情は抜きにして、どう言えば相手に伝わるか考えよう。必要なことだけ伝えるんです。
後輩の悪口は自分に言ってるのと同じ
「私は頑張ってるけど後輩がさーっ」て、思うこともあるかもしれない。でもぼくは後輩に問題があるのは先輩のせいでもあると思います。
ここで、先輩が後輩に対して思う、よくある不満を3つ挙げてみます。
- 「全然話聞いてくれない」
- 「何度言ってもよくならない」
- 「言わなきゃやってくれない」
ぼくも思ったことあります。
こんな考えが頭をよぎったらどうしようか順番に考えていきます。
① 話を聞いてくれない。
いますよね。
返事だけする人。
他ごとしている人。
つまんないなーって感じの人。
一生懸命話すあなた。
聞いてない後輩。
離れていくお互いの心の距離。
そして先輩、
「聞いてるの?!」
慣れないながらに一生懸命話しても聞いてくれなかったら悲しいですよ
悲しいし相手に怒りも感じると思うんだけど、そんな時はこんなことを考えながら話してみよう。
・話し方を工夫する。
おもしろおかしくおおげさに。誰にでもわかる話し方を意識しよう。
・相手の反応を見ながら話す。
伝わったかな。どうかな。話すスピードは相手に合ってるかな。相手の反応大切。
・分かってなさそうだったら、言い方を変えて話す。
絶対分かってないのに返事してる。
これ後輩あるある。よく観察すること。
・相手にも話してもらう。質問をする。
退屈してそうだったり、眠そうだったら話を振る。寝かせねーぜ!
・それでもだめだったら思い切って休憩。
うまくいかなかったら休戦。
お互い休んでROUND2!
すぐに試せるものばかりですよね。
まずはどれでもいいので一つ試してみよう。
② 何度言ってもよくならない
例えば「音をまっすぐのばして吹いてね」と言ったとします。
後輩に吹いてもらいます。
どう?
めっちゃよくなった?
ちょっと変わった?
全然変わらなかった?
めっちゃよくなったら
おめでとう!
アドバイスがしっかり届いています。
「とてもよくなったね!」
ちょっとでも変わったら
「さっきよりよくなったね」と、やっぱりほめて。
そのあとに「次は
ほめてからアドバイスするのとアドバイスだけするのでは、相手の気持ちは全然違います。
変わらなかったら
あなたのアドバイスは間違いじゃないかもしれない。
でも変化がないとき。
それは後輩にうまく伝わっていないだけなのかもしれない。
こんなときは言い方を変えてみよう。そして、別のやり方を提案してみよう。
例えば、「楽器を吹かずに息だけ吐いてみて」と言って息がどういう風にでているか感じてもらってもいいし、
あなたが後輩に対して「よくなった!」
基本的にはこの繰り返し。とにかくどんな方法でも試そう
③ 言わなきゃやってくれない
言わなきゃやってくれない。
この悩みは先輩が後輩に対して悩むことナンバーワンと言ってもいいかもしれません。
考え方を変えてみましょう。
言わなきゃやってくれないけど、言い方を変えれば、言えばやってくれる。相手は気づかないだけのか、気づいていてやらないのか。
気づいていないならば根気よく、言い続けることも大切です。でも気づいていてやらないなら、なぜそうしているのか考えてみましょう。
何かに悩んでいるのかもしれない。不満があるのかもしれない。その場で相手が動くことよりも、その原因をすることの方が大切かもしれません。
おわりに
後輩は最初はできなくて当たり前。できたらほめる。
わかりやすいくらいほめる。
相手が何を言ってもできなかったらできるようになるまで考えられる限りの方法を試す。
後輩に不満を感じたらまず自分を疑う。
やれることはやったのか?、ってね。
後輩に「こんな先輩になりたい!」って目標にされるくらい素敵な先輩になりたいものですよね。
それではまた!
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