サッカーのミシャ監督に学ぶ!ストレスやプレッシャーに潰されそうになったら思い出してほしい「楽しいと思うこと」

あるときニュースで大切なことはサッカーでも音楽でも同じなんだなと思える記事があったので紹介します。
それは鈴木啓太選手の引退会見の記事でした。

ジャンルを超えて見えた、大切な気持ち

By: USAG- Humphreys

浦和レッズひと筋16年の鈴木啓太選手が、1月10日に引退会見を行いました。
会見が続いていく中で、

『多くの指導者との出会いがあったが、その思い出は?』

との質問があった時、鈴木啓太選手はこんな事を答えています。

ーーー中略ーーー
忘れてはいけないのがミシャ監督です。2010年にコンディションが上がらなくて、サッカーをやめたいと思っていた時期がありました。

その翌年に残留争いをして、本当に苦しいシーズンを送り、このままレッズにいても力になれないのではないかと感じていました。

その中でミシャは、自分が背負っている重荷というか、プレッシャーというか、そういったことに対して、『おまえはそんなことを考えなくていいんだ』と、『練習場にはサッカーが楽しいと思って来てくれ』と、おっしゃってくださいました。

そこから僕の第2のサッカー人生が始まりました。

ミシャ監督は、サッカーの本当の楽しさを、子供の頃はこうやってサッカーをやっていたな、という気持ちを、もう一度呼び起こしてくれた監督です。

1stステージ優勝を除いては、僕とミシャ監督との時間の中でタイトルを獲ることはできませんでした。これからも浦和レッズでがんばってほしいですし、力になれることがあれば、いつでも力になりたいと思っています」

大切なことは共通している

 

『練習場にはサッカーが楽しいと思って来てくれ』

 
 ミシャ監督がかけたこの言葉で、苦しい思いをしていた鈴木啓太選手は息を吹き返します。
 
 
音楽とサッカー、スポーツと芸術、畑は全く違うけれど大切なことは同じなんだな、と心が温まりました。
楽器を吹き始めてしばらくすると、様々なことが気になり始めます。
 
 
 
音程が合わなかったらどうしよう」
 
 
「あー、また怒られるかもしれない」
 
 
「最後まで吹ききれるかな」
 
 
「音を外したらどうしよう」
 
 
「音が出なかったらどうしよう」
 
 
 
確かに、音程は合った方がいいし、音ははずさない方がいいし、怒られない方がいいし音がでないってことは避けたい。
どれもできるに越したことはない。
 
ただ、「〜できなかったら」「〜だったら」と、
そう思い始めた瞬間、目に見えない不安にとらわれ、大切な事を忘れ、音楽から気持ちが離れていってしまっているのかも知れません。
 
こういった瞬間はぼくにも度々訪れます。
いろんな言葉にとらわれて、散々な本番だったこともあります。
 
そんな時、ちょっとだけ立ち止まって、

 

「こんな音が出したいな」

 「何が楽しくて楽器始めたんだっけ」

「この曲はどんな曲だっけ」

「こういう風に吹いてみよう!」

「みんなとこの曲を通じて楽しい時間が過ごしたい」

 

こんな事を少しでも考えてみたらどうだっただろう。

この先訪れるかどうかわからない、目に見えない事を不安に思うよりも、自分の中に確かにある、どこか暖かい、明るくて前向きな想い。
 
 
思い出してみてください。
 
 
わくわくしてきて、音楽に対して前向きになれたとき、そこにはきっと余分なことを忘れて、純粋に音楽にだけ集中できている自分がいます。

 おわりに

いつも楽器を吹くことを楽しみに、音楽を楽しみに練習できたら、合奏できたら、本番ができたら。。
サッカー選手の言葉で、なんだか大事な気持ちを思い出しました。ジャンルは違っても大切なことは同じなんですね。
 
 
 
 
 
 
 

 

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