どうもごんざです。
ツイッターのタイムラインに気になる本の紹介が流れてきたのでポチりました。
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— ごんざゆういち (@Gonja_19) 2017年6月29日
指導に携わるどんな職種の方にもおすすめの良書です。
300組を越えるアーティストを手がけた指導者の著作
著書の夏まゆみさんは、ご自身ももともとソロダンサーでありながら、NHK紅白歌合戦では20年以上ステージング(舞台構成全般)を担当されており、ジャニーズ、モーニング娘。、宝塚歌劇団、AKBなど、数々の有名アーティストの指導を手がけ、30年以上に渡り試行錯誤を繰り返した「声かけ」で教え子たちの急成長を促していった振付師の第一人者です。
押し付け言葉から成長言葉へ
ぼく自身、レッスンでどういう言葉をかけていくかにはかなり気を使っているので(これやってるわ)ってのもだいぶありましたが、ここまではっきり言語化されているとわかりやすいなあと思いました。
少し引用します。
×)相手の意識を変えようと、同じ言葉を繰り返し伝える
○)相手の意識を変えようと、自分の言葉を変える
常日頃考えてるでしたが、「あ、この方向でいいんだな」って自信になりました。それに、わかりやすい。
×)誰にとっても「成長言葉」は同じ
○)人によって「成長言葉」は違う
この本の中で言う成長言葉とは、自信を与える言葉と道を示す言葉のことを指します。枠組みこそあれど言い回しは無限にありますし、誰にどんな成長言葉が当てはまるか、を考えていく、見抜くのも指導者の仕事。
グループレッスンは1対多数ではなく、1対1を人数分
ぼくが苦手なグループレッスン。その苦手意識が吹き飛ぶくらいの言葉もありました。
経験、理解度、熱意、やる気、覚悟など、すべてにおいてレベルが違う集団をいっぺんに動かす最大の秘訣は、全員を「一対一」のつもりで指導することです。これをおろそかにして「一体多数」の気持ちで指導すると、言葉の使い方が押し付け言葉になってしまい、成長言葉には到底なりません。
ずっと一体多数だと思ってレッスンに臨んでました。だからか・・・。
大勢を一度に指導し、全体のレベルをムラなく上げていくためには「一対一を人数分」を徹底するほかありません。
おわりに
今の自分に必要な要素がいくつかあって、このタイミングで読めてよかった。紹介した項目以外にも役立つ情報はありました。
これから指導を始めるけど、どうしていいかわからない人
どうにも指導が苦手な人
これから指導力をあげたい人
そんな人におすすめの一冊です。
それではまた!
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