吹奏楽部顧問の先生に外部講師がお願いしたい3つのこと

 
 
「レッスンに来てほしい」と依頼をいただく側がこんなこと言ったら怒られるかもしれない。
 
でも言わずにはいられないので聞いてください。
 
外部講師を呼んでくださる学校の先生にお願いしたいことが3つあります。
 
  1. どんなところで悩んでいるのか細やかに知りたい
  2. 曲のレッスンの際はスコアがほしいです。 
  3. 事前にスコアや音源をいただけませんか。 
 
どれもレッスンを円滑に進めるために必要なことだと思うのです。

最初に打ち合わせをしましょう

そんなの当たり前って思ってくださったあなた、ありがとうございます。そう、普通に考えたらレッスン前に生徒の様子を聞いて、顧問の先生とどんな風に練習を進めていくか相談したいものです。

でも、意外と学校に行くと顧問の先生とは話しをせずそのままレッスン、てよくあるんです。

そこで生徒に「先生に何かみてもらうようにって言われた?」と聞いてみると大抵「基礎をみてもらえって言われました」とか言ってくれるんです。

 

基礎。

基礎。

いや、わかります。基礎大事です。

でも、どういう場面で何が足りないと感じていてどこを見てほしいとか、そんなことを事前に話したいのです。それを見抜いてレッスンするべき、それが仕事でしょ、という話もわかります。

ただ講師側としては、限られた時間の中で最大限何か持って帰ってほしい。それだけなんです。だから先生、事前にほんのちょっとでいいからその日のことを話しましょう。会う時間が取れない、そういうことももちろんあると思います。そういうときは事前に生徒に口をすっぱくしてみてもらうところを伝えておいてください。

スコアをください

夏。
お茶出してくれる学校とかほんとありがたいです。ありがとうございます。

でもですね。

ます、やる曲のスコアをください。意外と用意していただいていない場合、多いのです。

お茶もありがたいけど、お茶より大事です。スコア用意してくれてない学校って結構あるんです。

 
生徒が持っていてくれればまだいいです。でも生徒の持ってないってことも、あるんです。
その場合生徒がスコア探しの旅に出ることになるんです。時間がもったいないです。ほんとお願いします。

スコアと音源

10年以上様々な学校に指導に行って一度もない経験がないのですが、事前に演奏予定曲のスコアと音源を送っていただくことはできないでしょうか。

もちろんレッスンに行ってスコアを渡されて「ヨーイどん!でやってよ」って、そうだと思う。みんなそうやってる。できなきゃいけない、みたいなとこある。実際結構できちゃう。
 
でも、ほんの少し、時間と手間をかけてくれたらもっとレッスンが濃い時間になるのです。
スコアが無理なら録音だけでもいいです。今はURLだけとかデータとかパッと送れますよね。
 
そういう風にレッスン前から準備してもらえると、教える方も人間ですから俄然やる気でます。

おわりに

学校の都合を考えずに「こうだったらもっといいのに」とわがまま言いました。どこの学校も学校の都合があるってわかってます。でもこの気づかいで外部講師の気持ちも全然違うって事実を知ってほしいな、と。

 

それではまた。