息を吸うとき、口をどう開けて吸っているか考えたことはありますか?
ぼくは長い間、頭ごと後ろに傾けて息を吸っていました。それでももちろん息は吸えます。
でも違う息の吸い方もできるんです。
ぼくは身体の構造を知ることで、より息が深く吸えるようになったので今日はそれを紹介します。
まずは身体の構造を見てみよう

頭蓋骨です。
では次に、緑色に塗られてる以下の部分を見てください。
この緑色の部分、専門用語で言うと下顎骨(かがくこつ)と言います。
読んで字のごとく、下アゴですね。
横から見るとこんな感じです。
横から見るとわかりやすいのですが、頭はざっくり言うと頭蓋骨+下アゴで、下アゴは頭蓋骨とはくっついていないんです。
ここポイント。
くっついてないんです。
下顎骨(かがくこつ)があるので上顎骨(じょうがくこつ)もあります。この緑の部分。
上顎骨は下顎骨と違って他の骨たちとつながっています。
構造を基に考えてみると、口を開くとき上アゴも開けようとすると、頭ごと後ろに傾く(反る)ことになります。
頭が傾くと身体がバランスを取ろうとして首に負担がかかる
頭蓋骨の仕組みを見ました。
息を吸うとき、上アゴと下アゴを両方開けて息を吸おうとすると、目線が少し上に上がる感じがします。頭が後ろに傾くからですね。
ほんの少しの変化ですが、頭が後ろに傾くと身体はそのまま倒れていかないようにバランスを取ります。
その影響で実は、少しだけ息が吸いにくくなるんです。
それに対して、下アゴは頭蓋骨とはくっついていません。なので息を吸うときに下アゴだけ開けて息を吸ってみると、体がバランスを取ろうとすることなく息を吸うことができます。
上の画像がが頭傾けて口開けたとき、下の画像が下アゴだけで口を開けたとき。


並べると結構違いますね。
下アゴだけ開けると息を吸うことに集中できるので、上アゴと下アゴを両方開く吸い方に比べて、深く息が吸えるんです。
体の構造を理解したので比べてみよう
頭蓋骨の構造を見てみると、「上アゴ」と呼ばれる部分は頭蓋骨と一体化していることがわかりました。
それに対して下アゴは咬筋(こうきん)というもので頭蓋骨とくっついているものの、独立しています。
なので頭が動くことなく下アゴを下げるだけで口を開けることができます。
その状態で息を吸ってみましょう。
どうですか?
上アゴも一緒に開けて息を吸うのと比べてみてください。下アゴを開けて息を吸う方が深く吸えることが実感できるはずです。
おわりに
身体の構造と動き、ボディマッピングについて勉強しているので少しず伝えていきたいな、と思って書きあました。現在進行形で勉強中なので、何か間違いや疑問があれば教えてください。
今回の画像はすべてこのアプリから。
なかなか高価なアプリですが、たまにセールで安くなるのでそのときが狙い目です。
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