主に金管楽器奏者の管から出る「ツバ」の正体とその対処法

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どうもごんざです。
すべての金管楽器奏者が演奏中、演奏以外に必ず気を使っていることがあります。

 

それは「管内に水が溜まらないようにすること」です。

 

木管楽器奏者が楽器にスワブ通したり羽を通したりするのと一緒です。

基本的に大きな楽器ほど水はたくさん出ますし「うわ、汚なっ」と思うこともあるかもしれませんが、そもそも楽器から出るツバの成分はほとんど水蒸気です。

だから、「ツバ」じゃなくて「水」って呼びませんか?

そんな「水」についてと、その対処に役立つアイテムのお話。

ツバというより温度差によって生じる水蒸気だから「水」の方が適切

「水」とぼくは普段から呼んでいますが、一般的には「ツバ」と言われてますよね。確かに少しはツバも入っているとは思いますが、多くは吐いた息に含まれる水蒸気が結露したものです。冬の朝、窓ガラスが結露しているのと一緒です。

結露と一緒なので気温が低いほど水はたくさん出ます。もちろん、夏はほとんど出なくなります。ツバが主成分ならあんなにサラサラの水でないですよね。

必要のある作業なんだけど周りに気は使おう

金管楽器奏者はチューニングの後に水を抜く人も多いですし、楽章の途中では必ず水を抜きますし、長い休みでも必ず水抜きをします。

必要な作業だからやらないわけにはいきません。でもたまにすごーく静かな場面で、金管楽器奏者が管から水を出すために、楽器に息を「フーッ」って吹き込む人がいます。あれ、結構演奏の邪魔担っているんです。

前に◯ボ◯クが演奏会で静かな場面なのに思いっきり音立てて水抜きしててびっくりしました。(ぼくも過去に周りから注意されたことがあります)

水抜くときは静かにできても、気を抜くと管の抜き差しでカチャカチャいうこともありますし、気を使いましょう。ぼくは静かな場面での水抜きの時はソーッとしています。

ツバのやり場に困ったときに使える救世主「ペットシート」

ホールに行けばステージ上では気を使う必要がありません。

でも普段は?

中学高校時代はほとんど洗われることのない「ツバ雑巾」なんて呼ばれている水抜き専用の雑巾がありました。

今だと吹奏楽部にレッスン行くと一人一人自分用のタオルをヒザに置いて水を抜いている光景をよく見ます。

でもなんだか不衛生。

それに、普段家で練習したりカラオケ行ったりスタジオ行ったりすると水抜くのって面倒だったんですよね。

でもちゃんと考えられていて、最近だと金管楽器用のシートが販売されています。
あら便利じゃない。

ヤマハのサイトを見てみるとこんな解説がありました。

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