どうもごんざです。
今までぼくは、演奏中に身体が動くことはあまりありませんでした。でもそれが当たり前だったので特に何も思ったことはありませんでした。
でも先日、「もっと身体を使ってみよう!」とバジルさんにレッスンで提案してもらって、意識して身体を動かして演奏してみたら、驚くほど吹きやすく演奏しやすくなったんです。
知らず知らずのうちに染み付いていた「動いちゃダメ」って思いが自分の演奏を制限していたんです。
ぼくと同じように心のどこかで「身体を動かすこと」について否定的な気持ちがある人はこの先も読んでみてください。
なにかあなたの演奏に助けになるかもしれません。
演奏中に身体が動くのはかっこ悪いと思っていた
思い返せば高校時代。
みんなで同じ動きをする他校の木管パートを見て(何あれ気持ち悪い)と思ったのがはじまりでした。
その後も実際にホルンのレッスンで「身体はなるべく動かさないように吹くもんだ」と言われたこともあります。
だから、なんとなく楽器吹く時身体は動かさないもの、と思っていた節がありました。
大体、身体を動かすかどうかが演奏しやすさに関わっているなんて思ったこともありませんでした。
なので、今回のレッスンで「身体を使って演奏してみよう」という提案は、ぼくの引き出しにはないものでした。
身体は動いていい!全身使おう!と吹いてみた
うまくいかないフレーズがあったので、レッスンでバジルさんに演奏を見てもらうと「もっと身体を動かしてみようか」と言われました。
バ「海外のプレーヤーが演奏しているところを思い出してみようよ。いや、この際実際に見てみよう」とその場で動画を見せてもらいました。
みんな演奏中にめーっちゃ身体動いてるんですよね。それに何より楽しそうでした。
「身体を動かしてみようか」と言われて初めて自分で自分に「演奏中に身体は動いちゃいけない」と思っていることに気がつきました。
どんどん身体は必要なだけ動いていい!
身体はどんどん動いてもいい。演奏しながら動いてみるとどうかな、と思って身体を動かしながら演奏するとなぜかすごく吹きやすかったんです。
ご「なるほど、上半身動いていいんですね」と話すと、
バ「上半身だけじゃないよ、身体全部使っていいんだ。楽器の角度ももっと変えてもいいし、足から動かして吹いてみましょう」
ご「足から?!」
アンブシュア周りのマウスピースの移動する感じや楽器の角度に関して、ずいぶん考えが整理され演奏がしやすくなってはいましたが、演奏中に積極的に身体を動かすことで、またアップデートできました。
「吹きやすくなるためには、楽器の角度もどんどん変えてOK」
なんとなく音域によってマウスピースとアンブシュアがスライドしていくイメージが先行していたのでこれは忘れていたことでした。
それ+全身動いてもいい!足から使おう!と思って実際に使いながら楽器を吹くと、最初よりずっと楽器が吹きやすくなり、当たらなかった音がバンバン当たるようになりました。
おわりに
「音楽に乗ろう」と思って変に身体を動かしたりするのは必要のない動きだけど、それを否定するあまり本来演奏に必要な動きまで制限してしまっていました。
なので「演奏中身体は動いちゃだめ」と自分で自分にかけていた制限を解除することによって、とても楽器が吹きやすくなったんです。
これはいつも使えるであろう素敵なアイディアでした。楽器を吹くのがまたひとつ、楽しみになりました!
それではまた!
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