どうもごんざです。
その時々で自分のレッスンにマイブームがあるんですが、最近はもっぱらぼくと生徒の「息の音」を比べることにはまっています。
今までは生徒が吹きずらいところやうまく音が出ないところに関して、ぼくはイメージで話すよりは具体的に「もっと◯◯してみましょう」「△△を使って吹いてみましょう」と伝えていたんですね。
それがもしかしたら「息の音をまねしてみましょう」でオールインワンでは?!という、自分の中での画期的な発見の話。
吹き比べているときに気づいた息の音の違い
レッスンでは生徒の吹き方をなるべくぼく自身がまねて、その後に自分の奏法と比べて吹く、というのを繰り返しているのですが、ある時(同じ音を吹いているときにアパチュアから出ている息の量やスピードってぼくと生徒どう違うのかな)って思ったんです。
ちょうどそう考えている時、レッスンでうまくいかないフレーズがあったので早速試してみました。
吹いている最中にマウスピースを口から離し、その時の息のスピードや息の音を聴く、というのを自分でやってみて、それから生徒に同じことをしてもらって比べたんです。
そうしたら悩んでる生徒とぼくの息の音が全然違ったんですね。まだうまく言語化できていないんですが多くの場合、うまくいっていない吹き方をしている生徒の息の音は低く、ぼくの息の音は高かったんです。
楽器の音をまねするより再現性が高い
生徒には「◯◯だから××してみましょう」ではなく、あえて「ぼくの息の音をまねしてみてください」とお伝え。ああでもないこうでもないと何度か試していくうちに大抵だんだん近づいてきてくれます。(音や吹き方をまねするってなると難しいですし再現性も低いのですが、息の音はまねしやすいし結構お手本に近い音出すことできるんです💡)
まねし続けて息の音がぼくの出している音に近づいていくると皆さん一様に
そこで「とりあえず吹いてみましょうか」と吹いてもらうと、今までよりもかなり吹きやすいことを体感してくれます。
そう、基準がないからわかりにくいんですけど、息の通り道って結構狭くていいんです。
おわりに
ぼくのブログでも最近取り上げていますが、なんだか多くの人が頭の片隅に
口の中は狭いより広い方がいいもんだ!!!!
ってあるみたいなんですよね。
でもこう置き換えたい。
それではまた。