指揮なしアンサンブルは、合図の出し方とテンポの共有をまず考えてみよう

どうもごんざです。

熱い夏の吹奏楽コンクールが終わってひと段落すると、冬のアンサンブルコンテストに向けての練習がはじまる学校が多いと思います。

吹奏楽しか経験していないと、アンコンに出ることになってはじめて指揮者なしのアンサンブルをやることになりますよね。で、最初はかなり戸惑います。そしてつまづきます。

今日はアンサンブル初心者が誰つまづきがちな2つのことに着目していきます。

 

一、曲の出だしの合図どうするか問題

一、テンポの変わり目どうするか問題

合図どうするか問題

指揮者

アンサンブルの練習に取り掛かるとまずこの問題が起きます。今までは指揮者がタクトを構えて振り上げたらそれに合わせてブレスをして演奏していたから当然ですよね。

どう合図をだせばスムーズに演奏がはじめられるのかのヒントを4つ伝えます。

①誰が合図を出すのがスムーズか

例えば金管五重奏(tp.tp.hr.tb.tu)でみんなが同じタイミングで演奏し始める場合、トランペットの1stが合図をだすことが多くなります。セッティングで端っこにいることが多いから見やすいんですよね。

でもいつもそうとは限りません。トロンボーンのメロディからはじまるところだったらトロンボーンが合図を出すこともあるし、時にはチューバが合図を出すこともあります。

そのときその場面によっても、メンバーによっても合図を出す人は変わってきます。合図出すのが苦手な人がいれば他の人が出してもいいわけです。

状況に応じて誰が合図だしてもいいんです。アンサンブルってこういうとこが自由でいいなあ、と思います。

②演奏を始める前にテンポを共有する

いきなり演奏をはじめないで、まずはみんなで(このくらいのテンポでここは演奏しましょう)と取り決めをして、テンポを共有しましょう。メトロノームを使うことをおすすめします。楽譜に指定のテンポが書いてある場合はまずはそちらを参考にしましょう。

みんなが「ちょっと速いな」と思うようであればまずはゆっくりからはじめてももちろんいいですね。

 

テンポが決まったら、心の中でカウントします。この自分の中でテンポをカウントする、ってのがアンサンブルではかなり重要になります。ここがバラバラだと音楽の推進力に影響があります。

アンサンブルは全員で音楽を進めていくんです。

③合図出す人の方に体ごと向かなくて大丈夫。だって見えてるでしょ?

曲の出だし、合図出す人を気にするあまり、もうその人に体ごと向けちゃって全身でテンポ感じようとする人いるけど、そんなことしなくて大丈夫だよ。

試しに手を自分の真横に出してみてください。なんとなく視野に入りますよね。動きを感じるのはこの程度視界に入っていれば大丈夫なんです。

以下の動画の左端のトランペッターに注目してみてください。

誰も合図出す人のこと見ていないけどそろいますよね。これはその人のことを意識しているからです。例え動きが見えなくても、ブレスの音でも出だしはわかります。

動きの大きさよりもみんなが気にしているかどうかです。

 

④予備拍大事、テンポに合わせた楽器の動かし方

楽器をちょっと下に向けて息を吸うタイミングで楽器を動かす。ほんのちょっとで大丈夫です。ほんとに20cmくらいの幅で動かすくらいで十分。

その動きで曲のテンポを出すので、動きは大切です。

(予備拍とは、曲が始まる前に指揮者が2拍空振りするあれのことです)

テンポの変わり目どうするか問題

曲中にあるritやaccelと言った「だんだん〜になる」系の部分はテンポがずれやすいポイントです。

どれくらいテンポを変化させるかっていう楽しみもそのうち感じるようになってきますが、基本はテンポの変わり目で一番細かい動きをしている人がテンポをコントロールする基準になってきます。

さっきの動画でもそういう場面が多くありますね。試しに55秒目あたりを聴いてみてください。誰がこのとき主導権をにぎっていましたか?

 

その人が主導権を持って音楽を進めていく。誰がその時主導権を握っているかは場面によってどんどん変わっていきます。みんなそれぞれのやりたいことをその場で感じることができる。アンサンブルの楽しさを感じる部分でもあります。

よく聴いていればテンポの移り変わりを耳だけで感じることはできますが、主導権を持っている人を見ることも助けになります。

 

目で見て耳で聴いてテンポ、音楽を感じる。「次はどうくるかな?」ここを予想しながら演奏する。アンサンブルの楽しさはここにもあります。

おわりに

指揮者がいないアンサンブルって最初は慣れないけど、ひとりひとりのやりたい音楽が直に演奏に影響があるのはとても楽しいです。

みんなで目で見て耳で聴いてテンポを共有していく。そうして音楽を創っていく。場面場面どういう音楽にするか話しながら考えていく。

アンサンブルってめっちゃ楽しいです。

人数少なくて心細いなとも思いがちですがこの際楽しんじゃいましょう。この経験は指揮者のいる合奏でも活きていきますよ。

 

 

 

それではまた!

 

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