満席!4/20.21 大阪にて第30回出張レッスン

はじめの5分取り組むだけで自分史上1番いい音で練習を始めることができるマウスピース練習

マウスピース

どうもごんざです。
金管楽器の方って楽器を吹く前どれくらいマウスピース練習してるんでしょうか?

ぼくはここ何年もほとんどマウスピース練習せずに楽器を吹き始めていました。マウスピースってなんだかいい音出ないし、きれいに音を出そうとするといつもと違う吹き方になって力んでしまいがちだし。

でも最近になってマウスピース練習をしてから楽器を吹くようにしたらすごくいい感じでアルデンテな音がでるようになったので、今日はその練習法を紹介します。
手順は6Step!

  • 唇を閉じて
  • マウスピースはぴったりくっつけて
  • 最少の息で
  • 唇が振動するまで息を増やさず待つ
  • 唇が振動するポイントを探す
  • 楽器につけて吹いてみる
アルデンテな音とは 造語。芯がしっかりあるけど響きもある音。 パスタの美味しい茹で具合であるアルデンテが語源。

上唇と下唇はそっと触れる程度に

マウスピースを口に当てる前、ただ上唇と下唇がくっついている状態からはじめます。口を閉じたらそうなりますね。ギュッとくっつけたりする必要はありません。この時点で息の出口が開いていないようにだけ気をつけてください。

マウスピースをぴったりくっつけて

口を閉じた状態のところにぴったりマウスピースをつけます。歯とマウスピースで唇をサンドする感じです。

歯並びやマウスピースの当てる位置によって、マウスピースの角度は左右上下に人ぞれぞれ違ってきます。

ぼくの場合は自分から見て唇の真ん中に対して左側にマウスピースを当てているので、マウスピースを正面より左側を向きますし、歯の噛み合わせが上の歯が下の歯にかぶさることもその逆もなくぴったりしているので、ちょうどマウスピースが前を向くかたちになります。

このように人によって違ってくるのが普通です。下向きだったり地面と平行だったり上向きだったり様々ですが、人それぞれの角度でOK。

トランペットだから地面とマウスピースの角度は平行じゃなきゃいけないとか、そんなことはありません。

最少の息で

あとは息をだすだけになってますね。

はい、息をだしてみましょう。

ほんの少しだけ息をだすことがポイントです。

まだ唇は振動しなくてもOKです。振動しなくてもいいからできる限り少ない息をそっとだしてみましょう。

唇が振動しなくても息を増やさず、待つ

息をほんのちょっとだしてみてどうでしたか?

多くの場合、息の音だけしかしないと思います。まずはそれでOKです!

ここで音が出ないからといって息を吐く量を増やしてしまってはこの取り組みの意味がなくなってしまうので、音が鳴らなくてもそのままの息の量で少し待ってみましょう。

唇が振動して鳴るところまで唇を閉じる、鳴るところを探す

それでも鳴らなかったら。
もう少しいいポジションがあるのかもしれません。

少し唇を閉じてみましょう。

どうですか?
振動しそうですか?

それでも鳴りそうになかったら。

マウスピースを少しずつ唇の上でずらしながら鳴りやすいポイントを探してみましょう。

「あ、ここ振動しそう」なポイントが見つかるかもしれません。それがいつもの場所でなくてもいいと思います。唇の上のマウスピースの位置は、ここじゃなければダメ、というポイントはないとぼくは経験上思っているからです。

あなたの鳴るポイントが、唇の真ん中より上でも下でも右でも左でも。振動しやすいポイントを探しましょう。

唇が振動してきたら大成功です。

最少の息で振動するようになって音がひとつ出ればOK。いろんな音域の音はださなくて大丈夫です。

※もしここで音が出なくても。
それでも全然OKです。
音が出ないということは、ちょっと息の出口がいつも大きすぎていたのかもしれません。やっていくうちに少しずつ息の出口の大きさはぼくの経験上最適化されていくので、音が出なくてもこの練習を続けていきましょう。

さあ楽器を吹いてみよう

いいポイントを見つけて最少の息で唇が振動するポイントが見つかったら、マウスピースを楽器につけて楽器を吹いてみましょう。

いつもの一発目では考えられなかったようなアルデンテな素敵な音が出るはずです!

また、この練習でもし音が出なくても、その後楽器をつけて練習すれば、いつもよりいい音が出るので大丈夫です。

おわりに

最近この練習を取り入れはじめてから、楽器にマウスピースをつけて吹いた一発目からいい感じの音が出るようになったので紹介しました。

短時間で自分史上1番いい音がでるようになるので本当におすすめです。






それではまた!






楽器をつけてから効果をすぐに感じることのできるウォームアップはこちら。

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1件のコメント

こんばんは。土曜日の練習から早速始めてみます。
合奏の前に個人練習をしすぎると、カッスカスの音になってしまい、あんまりいい状態ではなくなってしまいます。それがいつも悩みでした。

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