どうもごんざです。
音の出だしが苦手なのは、何を隠そうぼくのことです。

「音の出だしハッキリ」
「音の輪郭がなあ」
「もっと強く舌ついて」
「タメがないから不鮮明なんだよ」

もう音の出だしについて、ありとあらゆる方向からありとあらゆる言葉で今までアドバイスをもらってきました。

でも、残念なことに多くの言葉に効果はなかったし、たまに効果があってもその時だけでした。

そんなこともあり、昔から音のアタックにはずっと苦手意識を持ち続けていたんですが、「音を出すのには何が必要?唇が震える瞬間を決めて吹いてみたらどうだろう?」とアアドバイスをもらい、一気に改善したのです。

いつも音の出だしに不安を持ちながら吹いていたんですが、そもそもそれがよくなかったのでした。

バズィングの瞬間を決めて吹く

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音の出だしがうまくいかないときは「もうちょっとしっかりタンギングしよう」とか「もっと息しっかり」と考えたことはあっても「ここから唇を震えさせるぞ」と考えたことはありませんでした。

確かに金管楽器は唇が震えることではじめて音が鳴ります。いわばすべてのはじまりは唇の震えからです。

その震え始めるの瞬間を意識する。

考えたこともありませんでした。

 

テンポに合わせてバズィングの瞬間を「ここ」と決めて吹くと、輪郭のハッキリした立ち上がりのいい音が出たんです。

 

ポイントは「決めて吹いたこと」。なぜポイントかというと、唇が震える瞬間を決めることは、具体的な動きのプランだったからです。

バズィング

唇を震わすことを専門用語で「バズィング(唇を震わせた音が蜂の羽音に聞こえることから)」と言います。

普段考えずとも自然にしていることに目を向ける

バズィングする瞬間を決めるなんてことは、例えばテーブルにあるコーヒーの入ったカップをどうやって取ろうか考える、と言っているようなものです。

「コーヒー飲みたい」と思っただけでカップに手を伸ばしてコーヒー飲みますよね。

 

腕をどこから伸ばしていくか

腕伸ばして届かなかったら席を立って

どの指からカップをつかもうか

カップの重さどれくらいかな

どれくらい握ろうか

 

こんなことは考えないわけです。

バズィングの瞬間を決める、ということはそれくらい当たり前の動きをあえて意識する、ということです。

でも、当たり前だからこそ大切でした。

 

意識することで動きが明確になるんです。

 

先ほどの例で言うと「コーヒーカップを手にとってコーヒーを飲む」という一連の動作を「指先からコーヒーカップに触れて持ち上げてみる」と思うだけでも、いつもとは感覚が違います。

おわりに

いつも意識せずにやっていることを、あえて意識してみる。

それがこんなに効果のあることだとは思いませんでした。

 

アタックが苦手な人は「ここからバズィングを始める」と意識して音を出してみましょう。

はっきりといい音が出るはずです。

 

 

 

それではまた!

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ABOUTこの記事をかいた人

ごんざ ゆういち

国立音楽大学卒業。ホルン奏者。管楽器コーチ。 自身が長い間、心身ともに不健康な状態で音楽と関わってきた経験から「健康的に音楽しよう」をコンセプトに多方面で活動中。