どうもごんざ(@Gonja_19)です。
吹きすぎたり無理が続くと楽器の調子が悪くなることありますよね。
そんなときどうしていますか?
「あーもーまじ最悪」
「ほんと自分ダメだな」
って自己否定して、グングン凹んでいませんか?
調子が悪いときの原因はひとつじゃない事がほとんどです。今日は調子が悪いときにこれやってみたら?を5つ紹介します。
①「あの時はこうだった」を追い求めない
負の連鎖の入り口。
調子がよかったあのときに戻りたい
残念!
あのときには戻れません!
調子よかったあの頃に戻りたい気持ち、わかります。でも戻れません。というかあなたはその頃より前進していて、進んだ先で調子が悪くなってるんです。
だから考えたいのは、今これからどうするか。
②自分攻撃してないで冷静になろう
「なんでこんな下手なんだよ」
「なんだか調子悪いな」
「やっぱダメだな」
「ずっとこのままだったらどうしよう」
自己否定で自分を傷つけ続けるのはかえって逆効果です。こんなことしてても調子は変わりません。
楽器の調子が悪くたって死ぬわけじゃない。
だけど深刻な悩み。調子が悪い時って「何がっていうかほんと何もかもダメ」と、全部丸ごとバツつけちゃいやすいんですが、いったん冷静になろう。
何がどう調子が悪いんだろうか。
高い音が出ない
低い音が出ない
ピッチが合わない
スラーがうまくいかない
タンギングがうまくいかない
息が吸えてない気がする
いつもとなんか違う
どれか当てはまりましたか?
調子が悪い時はぼくもあります。そんな時、一度立ち止まって分析してみると見えてくるものがあります。
ホルン吹きのぼくが調子悪い時は大体前日吹きすぎたとき。何が起きているかっていうと息の出口が普段より大きくなってしまって普段よりいろんな場面で吹きにくくなっている事が多い。そんな時はこのメニューを丁寧にやると少し変わります。
→はじめの5分取り組むだけで自分史上1番いい音で練習を始めることができるマウスピース練習
③1人で抱え込まずに誰かに話してみる
悩み始めるとどこまでも落ち込んでいくよね。
落ちるとこまで落ちてから浮上するぜ!ってポジティブな人はほっとけばいいけど、1人で悩み続けるのは大抵危険。
誰かにぽろっと話してみよう。
人に相談するときのコツは、
「今の自分の状況がどうであっても関係ない人に話す」
ことと
「的確なアドバイスを期待しない」こと。
一緒にいる時間が長い人ほどわかってもらいやすいかもしれない。でも仲間でありライバルに悩みってなかなか話しづらいと思うんだ。
悩みを人に話したとしても、自分にあてはまる的確なアドバイスをもらえるとは限らない、ということもわかっていてほしい。
だって、あなたのことが全てわかる人なんていないんだから。
親とか友達とか、彼氏、彼女。一見「この人に話してもなあ。。」って人にこそ、悩みを話してみると思わぬ収穫があったり発見があったりするよ。
それに、悩みを相談して悩みが解決しなくても、人に話すだけで少し心が落ち着く効果もあります。
④歯磨いて寝ろ
別にばかにしているわけでも、からかっているわけでもない。
楽器の調子が悪いときは、その事ばっかりに気持ちがいっちゃうけど、実際は吹きすぎだけではなく、いろんなことが積み重なって起きていることが多い。
最近しっかり睡眠とれてますか?
これは睡眠時間の話じゃなくて質の話。
ぼくは昔から夜中の2時過ぎて寝ると、次の日はなんだか楽器の調子が悪いことが多い。
だから遅くても1時には寝るようにしてる。
「そういえば最近寝るの遅いな」って思い当たるなら1時間だけ早く寝てみよう。大分違うと思います。
ご飯食べてからすぐ寝るのもよくない。寝ているときに胃の中身を消化することにエネルギーを使っちゃって身体の疲れがとれにくくなるからね。思い当たるなら食後2、3時間経ってから寝るようにしてみよう。
身体の調子は楽器の演奏に直結します。
⑤これやってみるといいかも
ぼくが実際にやってみてよかったウォーミングアップがあるからひとつ紹介します。
元東京フィルハーモニー交響楽団トランペット奏者の長倉譲司さんのWebサイトに載っている、「トランペットの吹き方」の中の【ゼロの状態からバズィングを試みる】の項目。
それやってからこのロングトーンやってそのあとはインターバルの練習やって最後に舌の位置を整えるをやる。ていうか全部おすすめ。
めっちゃおすすめ。
時間をかけて取り組むと、唇の振動の質が変わっていい音で1日の演奏をスタートできるよ。
調子が悪くなくてもぜひやってみてほしい。素晴らしいです。
おわりに
調子の悪いときの原因ってどれかひとつだけではない事がほとんどです。
こういうときってネガティブになりがちだから、冷静に考えるなり、誰かにぽろっと話すなりして、歯磨いて寝よう。
そして次の日、いつもよりちょっとだけ時間をかけて演奏をはじめてみて。
あなたの楽器の調子が少しでもよくなりますように。
それではまたー!
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