楽器は演奏する環境によって聴こえ方に大きく差があります。その中でもホルンて、ベルから出てくる生音が大概きれいではないので、響かない場所でばかり練習していると自信を失います。
ぼくの中高時代は、合奏する部屋に「響いちゃうから」という理由で毛布が敷かれてきたり、壁に貼られていたこともあるのですが、これがまたホルンにとっては試練でしかありませんでした。
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響く場所で吹くと何がいいの?
響かない場所で吹くと何がよくないの?
そんな話を今日はします。
響かない場所でばかり吹いていると
響かないし、音は遠くに届きにくくなるし、自分の生音聴いて嫌な気持ちになりやすいし、響かない場所で吹くのはストレスを感じやすいです。
響かない場所での練習も避けられないかもしれませんが、響く場所で吹いたときの自分の音の響きを知っていてほしいんです。
「響く場所で吹くと自分がうまいと勘違いするからなるべく響かない場所で練習しろ」って過去に随分言われてきたけど、特にホルンは本当にそうかな?響かないところで吹いた音が自分の本当の音なの?違うよね。自分の本当の音はホールで聴く音だよね。だってその音が聴いてくれている人に届くんだから。
— ごんざゆういち (@Gonja_19) 2017年9月18日
響かない所で吹いてばかりいると、自分の音にがっかりして自信がなくなる。響く場所で楽器吹くのも大切。特にホルンはベルから出た音ばかり聞きがちだから、空間で響いている音を聴くためにも。ベルから出た音は確かに自分の音なんだけど、響いて聴いている人に届く頃にはずっときれいになってるもの。
— ごんざゆういち (@Gonja_19) 2017年9月18日
自信を持つために響いた音を知ってほしい
そもそも響かない場所で日々吹いていると自信なくなるんです。ぼくが。
確かにそれが本当の自分の音なんですが、場所によって聴こえ方が違うことを知っているだけで、だいぶ気持ちも変わります。
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自分の音汚いなあ、とか自分の音好きじゃない!って人はたまには響く場所で楽器を吹くことをオススメします。
それではまた。
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