どうもごんざです。
楽器吹いていてなんでか人よりバテやすい気がする、、って思ったことありませんか?
そのバテやすさ、息の使い方にヒントがあるかもしれません。
バテると(スタミナ足りない…)って思うけど、バテるの内訳はいくつかあって。
・吹き方に無理がある
・息の使い方に無駄がある
・適切なブレスがとれてなくて、息が足りないのに無理して吹き続けてる
・伴奏もメロディも全部がんばりすぎパッと思いついただけでもこれくらい。心当たりあるかな。
— ごんざゆういち (@Gonja_19) November 4, 2022
息の使い方のポイントは運指と息を連動させないこと。
これに尽きます。
なんの話?と思ったら、この先ぜひ読んでください。
息が足りなくなる吹き方、バテる息の使い方
速いパッセージを吹いているとどうしても息が足りなくなる人。一個一個音を息でなぞりながら吹いているのかも。例えばこのフレーズであれば、頭のドを吹いた息をずーっとまっすぐ吹き続け、息の通り道と息の出口のサイズで音をかえる吹き方にするといい。息がめちゃ減るしフレーズもなめらかになるよ。 pic.twitter.com/zjzQ0AHtJr
— ごんざゆういち (@Gonja_19) October 26, 2022
先日のツイートの一枚目。
この赤線は息の使い方。音によって息の強さやスピードが変わっている様子を表しています。
この息の使い方は息は足りなくなるし、バテやすい吹き方なんです。
高い音が苦手な人は上の音域にいくにつれて音量が大きくなっていく傾向にありますが、それと似ています。
- 低い音にいくにつれ、ゆっくりあたたかい息で、
- 高い音にいくにつれ、はやい冷たい息で、
上の吹き方はこれを短時間の間に繰り返して吹いているということ。この吹き方だとコントロールにスタミナを奪われてバテやすくなるし、息が続かないし、上の譜面であればスラーがなめらかに吹けません。
息は足りるしバテないし、なめらかに吹ける息の使い方
上に載せたツイートの二枚目の画像。
音が変わっても変わらない息のスピード強さで吹くと、段違いにバテにくくなります。
ポイントは息と運指を別で考えること。
息は最初の音の息のスピードのままで出しっ放し、どの音でも同じスピードで吹けるように。
これができると、息は今までよりも少なくなりバテにくくなり、なめらかに吹くことができます。ではそれをどうやるのか。自分でできる確認方法がこちら。
バテない息の確認方法
譜例①
この譜面の場合、まず下のように吹きます。
譜例②
譜例①の最初の音を譜面のフレーズ分タンギングして吹きます。その時の息の強さ、スピードをよく聴き、感じながら吹きます。
その後、楽譜通り吹く。
譜例②の息の使い方を覚えたまま本来の楽譜を吹けば、このように今までより息を変えずに吹けることに気がつくはずです。
おわりに
フレーズで息が足りなくなれば(息が足りないのかな)
吹いているうちに疲れやすく感じると(バテやすい、スタミナがないのかな)
こんな風に思いがちですが、息の使い方次第でバテやすさや息のもちはびっくりするほど変わります。
多くの場合、息が足りなかったりスタミナが足りないのではなく、使い方に問題があるのです。
心当たりがある人は、特定のフレーズを抜き出して上記のようなやり方を試してみてくださいね。開始音が低すぎたり、跳躍が激しいフレーズの際はそのフレーズで使われる音域の真ん中あたりの音を基準にすると吹きやすくなります。
それではまた。
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