どうもごんざです。
楽器屋さんから連絡をいただき、ホルンの試奏に行ってきました。
楽器屋さんから「ヤマハとウィルソンの新作のホルンがあるから吹きにこない?」と声をかけていただいた。なにそれ楽しみ。今までとの違いとか全然わからないけど( ´∀`)
— ごんざ ゆういち (@Gonja_19) 2016年10月19日
行ってみたらWillson以外にも楽器があったのでそれぞれ吹いてみた感想を。
ヤマハのYHR-871D試奏。小指掛けが可動式なのはうれしい。レスポンスがめちゃよく、アタックがとてもクリア。どの音域もムラなく鳴らしやすいところはさすがヤマハ。ぼくが感動したのはウォーターキーのクッション。この左側のクッションは優しさだよね。 pic.twitter.com/dCURDKyenE
— ごんざ ゆういち (@Gonja_19) 2016年10月19日
YHR-671Dの上位モデルです。さすがのヤマハ。吹きやすい。息をちょっと入れただけでもクリアに音がまとまります。
N響の福川さんもお使いのようです。
よく見ると抜き差し管を抜いたところがゴールドなのわかりますか?
これは中の管にゴールドブラスを採用しているんです。これによって深みのある響き、輝かしい音色を実現、とのこと。
定価780.000円(税抜)
willsonのCS230GB試奏。巻きが大きく太ベル。ロタックスという新しいバルブシステムを採用とのこと。普段イエローブラスの103を吹いてるのでだいぶ吹きずらかった。音程も若干不安定。スラーはやりやすい。
— ごんざ ゆういち (@Gonja_19) 2016年10月19日
ウィルソン、初めて吹きました。いつもはイエローブラスで細ベルの楽器を吹いているので、ゴールドブラスで太ベルのWillsonはだいぶ勝手が違いました。
吹き心地も息の使い方も違いますが好きな人は好きかも。ちなみにCS230ではなくCS231でした。すみません。
ウィルソンのホルン、紹介します。
ウィルソンで使用されているロタックスバブルとは
このロータリーは従来問題であった、ケーショングとロータリーの隙間より漏れてしまっていた空気のロスを限りなくゼロにすることと、クイックかつ滑らかなレバーアクションを得ること、更にロータリー内の空気の乱れを少なくし、スムーズな息の流れを得ることを目的に設計されました。
出典;http://www.global-inst.co.jp/misc/Willson_hr_wed.pdf
他にも様々なこだわりがあって、1から3番キーはメカニカルアクションなのに対して、4番ロータリーにのみストリングアクションを搭載。なるほど、レバーアクションがスムーズです。
それに加えて珍しいのは、個人の手の大きさに合わせてロータリーレバー台座の取り付け位置が2段階に変更できること。また、楽器を構えるとキーがかなり近いので手の小さい人におすすめ。ミディアムラージベルです。細ベルより少し大きいですが、太ベルよりは小さめベル。
定価:880,000円(税抜)
ヤマハYHR-869D試奏。可動式小指掛け。イエローブラス。高音域の出しやすさ、音色の明るさ華やかさすごい。真ん中のCより下はやや不安定。やや強目の抵抗感。
— ごんざ ゆういち (@Gonja_19) 2016年10月19日
キツめの抵抗感には理由があります。
マウスパイプの曲がり具合と、チューニング管の曲がり具合かなり変わってますよね。ここに秘密がありました。通常であればなるべく丸くなっているところです。
この設計だと響きが豊かになり、レガートがしやすくなり、表現力が増します。音程もとりやすいそうです。吹いてみると確かに抵抗感が強い。中音域から下は慣れてくればめちゃ鳴りそうでした。
井手詩朗先生モデル。7、8年前くらいに試作段階の楽器を吹かせてもらったのが懐かしい。レッスンに来てくださっている方も使ってました。細ベルです。
定価:880,000円(税抜)
あとはWenzel Meinl 205CLT。読響首席の日橋辰朗くんの選定品。音色的には一番良かった。レバーの動きが好き。同じような価格帯ではこれが一番かな。
— ごんざ ゆういち (@Gonja_19) 2016年10月19日
個人的に好きな音色でした。響きがいい。
Wenzel Meinl 205CLT。
今や読響主席で日本を代表するホルン奏者、日橋くんの選定品。間違いないでしょう。
定価:630,000円(税抜き)
この価格帯では一番オススメです。かなりバランスいいしコスパ高いです。
おわりに
いろんな種類の楽器を吹いてきました。
もし楽器を購入する際は、たくさんの楽器を吹いて、自分好みの楽器に出会えるといいですね。
それではまた。
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