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ホルンをはじめて最初に手に取りたい6冊の教本

教本

ホルンを吹いている中高生から、「おすすめの教則本があれば教えてください!」と言われる機会があるので、ぼくが出会ってきた教本の中でこれはいいな!と思うものを紹介します。

ホルンの教本ていうと、コプラッシュやマキシムアルフォンスがよく話題になりますが、最初に手に取るには結構難しいんです。

かと言って吹奏楽部の合奏で使うような3Dバンド・ブックや、JCBバンドスタディではホルンの練習としては足りません。

今回はどちらかというとリップスラーに重点を置いた教本を紹介します。

アンブシュアビルダー(EMBOUCHURE BUILDER)

全16ページの教本で、音のほとんどが五線の中で解決するので中高生にも取り組みやすいですし、Fシングルホルンとフルダブルホルンのための一冊です。1400円程度で売ってます。(2017年9月現在)教本の中ではかなり安いです。

指番号も書いてあるし、親切です。先に進むにつれて少しずつ難易度が上がってきます。

ホルンは他の金管楽器に比べて特にリップスラーの練習の重要性を感じるので、買っておいて損はない一冊。

曲に取り組もう「Practical Studies for French Horn」

中高生時代を思い返すと、ロングトーン、リップスラー、タンギング、と個人練習は基礎ばっかり。正直毎日そうだと飽きますよね。

そんなときに音域的にやさしい曲から気軽に取り組める一冊がこちら。(以前、仙台フィルの溝根くんに「なんか手軽にできる教本ない?」と聞いて教えてもらってその場で買ってみたらよかったのでした)あ、2冊目まであります。

シンプルだからこそ奥深い

曲名もなく、最初は本当にシンプル。
でもこういう曲からはじめて、
 
どんな曲想で、
どんな色で、
どんな場面で、
何を想って演奏するか。
 
そういうことを考える機会にすればとってもいい教本になるなあ、と吹いていて感じました。
音量が表記されてきたり、リズムが複雑になってきたり。
 
 
調号や表情記号もやがて増えてきます。調号によって雰囲気は大きく変わりますし、より曲らしくなってきます。
 
1冊目の巻末にはおまけなのか、音階練習がついていてちょっとしたお得感。2冊目になるとより複雑になってきます。

ホルンの基礎を網羅!「HORN FUNDAMENTALS」

世界的なホルン奏者のブルーノシュナイダー氏の一冊です。シュナイダー氏自らが「いつもこんな基礎練習の本が欲しかった」と言っているだけあって、様々なエクササイズが詰め込まれています。

目次を見るとわかるのですが、今までおよそ言葉にされてこなかったであろうことが、的を射た美しい言葉で綴ってあります。

ぼくがこの本を手にとってのは中学生のときでした。当時は難しい部分も多かったですが、言葉で今まで誰も教えてくれなかったことが明快に書いてあり、驚いたことを覚えています。
 
 
 
たまに読み返すことで大切なことを思い出させてくれる、ぼくにとって大切な一冊です。レッスンする側の人であれば、楽器関係なく読むべきです。

番外編、気軽に伴奏付きでソロ曲を楽しもう「スタジオジブリ作品集」

「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」までなので少し昔のジブリ作品集になりますが、これがまたいいんですよね。

ピアノの伴奏譜とホルンソロ譜が別になっているので実用的です。しかもCD付きなので自宅で楽しめます。 

おわりに

ホルンをはじめて最初に手に取りたい教本6冊を紹介しました。どれも自分自身使ってきてみておすすめの本ばかりです。

素晴らしい教本は他にもたくさんあるはずですので、もしおすすめがあればぜひ教えてくださいね!

以前、もっと詳しく教本についての記事も書きましたので興味のある方はどうぞ。→ホルンのおすすめ教本17冊+αを一挙紹介!

少しでも参考になれば幸いです。
楽しくホルン吹きましょう。

 

 

それではまた!

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2件のコメント

参考になりました!シュナイダーの教本をおかげで買うことが出来ました!
ありがとうございました!

お役に立ててよかったです。
楽しんでホルンと付き合っていきましょう^^

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