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ホルンのアンブシュアモーションのレッスンを受けて軌道修正した話

専門的な話になりますが、今日はアンブシュアタイプをもとにしたアンブシュアモーションの話です。バジルさんに久しぶりにレッスンを受けてきました。

「アンブシュアタイプ?」
「アンブシュアモーション?」

て人は最初にこちらの記事を読んでください。

金管楽器の3つの基本アンブシュアタイプ

今まで何度かこのブログでも取り上げているのですが、ぼくは超高位置タイプです。

ホルンのアンブシュアタイプを分析!自分で試すことも大切だけど、教わることはもっと大切だった

低音域におけるアンブシュアモーションの逆行

下のFからさらに下の音域に移行するとき、アンブシュアモーションが逆行することに関して、バジルさんに相談しました。

まず、ぼくのアンブシュアモーションはこうです。

音域が上行するにしたがって、アンブシュアとマウスピースがセットで左上に移行し、低音域に移行するにしたがって右下に動きます。

それがこうなっていたんです。だいぶ前から。

下の音域にいくにつれてずっと右下に移行していくルートが順行なのですが、下のFくらいを境にマウスピースが戻ってきてたんです。あべこべです。

それを相談したところ、バジルさんに「よくあることですよ」と言われました。「必要なときにとっさにその吹き方で吹くことをボクも以前までやってました」とも言っていました。

そして順行のまま低音域に移行するための練習法をいくつか教わったのですが、これが結構難しかった。

まず「アゴを落として低音域を吹くのをもう少し先に取っておきましょう」という提案を受けました。

それから、「アゴを落とす以外でアパチュアを大きくしていくにはどうしようか?」と聞かれ、唇を寄せて出してみることにしました。

低音域に移行するにつれて「ウ」の口に近づいていく感じです。

アンブシュアモーションによる口の変え方を工夫

「真ん中のFからCまでは同じ倍音列なので、ほとんどFの口のままCまで行き、CからB♭にいくときに次の倍音列に移行するので、そこで一段階ずらしてみよう」と提案してもらいました。

そうすると、アンブシュアモーションが逆行することなく下のFまでいけたんです。

低音域は今日はここまで。
こんな感じで練習していきましょうね、という話で終わりました。

高音域でもアンブシュアモーションが逆行していた

その次に「ダブルHiB♭から上の音域が出るようにならない」ことを相談しました。

見てもらったら「高音域もアンブシュアモーションが逆行してますね」と言われました。そしてこれも、「よくあることですね」と言われました。

ちょうどHiFから上の音域から、アンブシュアモーションが逆行していることを指摘され、

「アンブシュアモーション以外の力を使って高音域を出してるね」と指摘を受けました。

バジルさんにも手伝ってもらって、アンブシュアモーション通りにHiFより上の吹いてみると、必要な力は使っているのでリラックスしているわけではないものの、今までよりも楽にハイトーンがでました。

おわりに

軌道修正できてよかったです。

アンブシュアモーション通りでなく逆行した吹き方になっていても、それは必要に応じて使っていいし、使わないと切り抜けられない状況もある。

だけど普段は順行で練習していこう、その方が全体的なつながりがあるしね、という話でした。

 

 

 

それではまた!