いろんな曲に取り組んでいると、楽譜を見た時点で(この曲難しいな)って思うことありますよね。
ただ、この(難しい)とパッと感じた印象には、結構いろんな気持ちが入っています。音域やシビアさや指使いや歌い回しや他にも様々なものが。
なので(うわ、難しいな)と感じたら、即座にもう少し考えてみましょ。
その曲の何が難しいのか。
細分化していくと、意外なことがわかるかもしれません。
「難しい」を細分化
難しいと感じる部分だけをピックアップして楽譜を見渡すと、多くの場合、難しい部分以外の方が圧倒的に多いのです。
この時点で「この曲難しい」と曲全部を難しい曲にカテゴライズするより、「この曲はここが難しい」と整理した方が、心理的に圧倒的に楽になります。
「ここが難しい」の「ここ」を細分化
難しい曲!とカテゴライズされそうになった曲。「ここが難しい!」と細分化されて少し気持ちが楽になったと思います。
では次に「ここの何が」難しいのか考えていきましょう。
音量
音域
フレージング
ピッチ
音程
バランス
連符
指使い
息継ぎ
どうでしょう?
どれか単独での難しさもあれば、組み合わせた難しさもあるかと思いますが、何が難しいのかより見えてくると、どう取り組んでいけばいいのかもクリアになってくるはずです。
おわりに
難しい!と言って曲自体を難しい曲にしてしまうよりも、難しい部分がある曲と楽譜を見渡して取り組むようにする。
さらに限定された部分の何が難しいかを細分化して、取り組んでいくべき課題を明確にする。
こうすることで心理的なプレッシャーも減りますし、曲に対するイメージも変わり、練習の効率もアップします。
それではまた!
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