目立たないように思えても、役割のない音は一つもない

吹奏楽やオーケストラで一見目立たないパートってありますよね。

経験を積めばそういったパートこそ大切!わかるのですが、経験があまりないとつい、自分なんていなくても。。と思ってしまいがち。

それは大きな間違いです!

一つの音楽を創り上げる上で端役や必要のないパートなんてひとつもいないんです。

目立つパートは確かに大体決まってる

吹奏楽だったらトランペットやサックスはいわゆる花形、目立つフレーズを吹くことが多い楽器です。

それに比べてホルンは後打ちやハーモニーばかりでちっとも面白くないといえなくもありません(と思ったあなたはこちらを→ホルン奏者が感じている細かすぎて伝わらないホルンの魅力

ぼくも思ったことはあります。
でもどんなに花形のパートが上手でも、周りの楽器の協力なしには輝けないんです。

目立つパートはいわゆる主人公

想像してみてください。

音楽がドラマであったとします。
トランペットは主役、サックスはヒロイン、まあ目立つ楽器に割り振る役はなんでもいいや。例えば、目立つ楽器の人が主人公的な役割。

もし主人公がバーンと登場した時に、その場で通行人はいないわ、風景は真っ白だわ、寒くもあったかくもないし、風も吹いていなかったらどうなると思いますか?

「え、君なに?」ってなりますよね。

そう、花形の楽器は自分だけじゃ成り立たないんです。

 

伴奏をする人がしっかりと周りの登場人物の役割を果たし、景色をつくり、情景を生み出しているからこそ主役が活きてくる。

例えば、吹奏楽だとチューバはあまり目立たないかもしれません。でもチューバは建物でいう土台。厚みのあるあたたかい音でバンドを包みこんで吹いてくれると、サウンドが驚くほど安定するし、何より他のパートがめっちゃ吹きやすい。マーチでだって大切な役割を受け持っています。

こんな感じで各々の役割の刻み、ハーモニー、伴奏、などなど。すべての調和がとれてはじめてメロディーが活きてくるんです。

 

伴奏がしっかりとバランスをとって景色をつくっていれば後は主人公がでてきてもバシッときまる。

景色=メロディー以外のみんな。
ね?すごい大事なんです。一見目立たないみんなも。

 

あまり目立たないパートを受け持つことが多いあなたにもちゃんとした、あなたにしかできない役割がある。

「私がいるから主役が華やかに聞こえるんだ」くらい思って演奏すると、どの部分を演奏するのも楽しくなってきますよ。

目立つパートは目立つパートでしんどい

ぼくはホルンを吹いているのでホルンの話になりますが、吹奏楽でホルンは目立たないです。

「もっとメロディーとか吹きたいなー」とか「目立ちたいなー」とかたまに思うわけですよ。

 

でもホルンはオーケストラになると大活躍!

メロディーもたくさんでてくるし、曲によっては編成で金管楽器はホルンだけ、って時も多い。
ロングトーンの音一つとってもめちゃめちゃ目立ちます。

でも目立つ分、めちゃめちゃ負担になります。プレッシャー半端ないです。

 

さっきまで「もっとメロディー吹きたいな」とか思ってたのにいざ吹くとなると、「目立つパートも大変だな」となる。

やりがいとか緊張感がはんぱないので、ぼくはオーケストラのホルンも好きですが、ラクチンだったり簡単なパートなんてないんですよね。

おわりに

日頃あんまり目立たないパートの人は、目立つパートうらやましいなーと思うこともありますよね。

でも音楽は、楽器ごとにいろんな役割があってそれぞれの仕事をしっかりしてはじめて成り立つものです。どの楽器もとっても重要で、みんな大事なんですよね。

それに、目立つパートは目立つパートで大変。人にはそれぞれ役割があるのです。

自分の受け持つ役割をしっかり理解すれば、毎日の演奏がもっと楽しくなりますよ。

 

 

それではまた!

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