どうもごんざです。
当時福岡で楽器を吹いていた友人のクラリネット奏者、本濱寿明氏(@nobuakmotohama)が東京にちらっと仕事できていて、合間に「ちょっと見てよ」ということで機会をもらい、クラリネットレッスンをしました。

彼のレッスンでの望みは、

  • 吹くまでの準備を少なくしたい。
  • 吹いているうちに腕が疲れてくる。

この2つでした。
やりたいことが明確だとそれだけレッスンがしやすくなります。

レッスン後、すごく音色も変わって、吹きやすくなったのを本人も感じてくれていたし、「どんな楽器でもレッスンできるね」て言ってもらいました。

どんなことをやったのか少しだけ紹介します。

楽器を吹くまでの準備を少なくしたい

楽器を口まで持っていってマウスピースをくわえ、息を吸って音を出す。
音が出るまでには、たくさんの準備をして誰もが楽器を吹きます。

そのプロセスが一個でもうまくいかないと不安で仕方がないとのこと。

 

自分に何が起きていて、どんなことを考えていて、どうしたいか。
レッスンでは最初、ヒアリングから始めます。

その後まずは吹いてもらいます。

できれば「いつもの感じ」をここで見せてほしいのです。

吹いてもらうといくつのかのことに気づきました。

(息吸いすぎ?)
(息吐きすぎ?)
(息吸うときの体の動きがなんか変)
(吹く前に口の辺りもごもごするの必要?)
(そんなに口を大きく開ける必要ある?)
(演奏中下半身固定されてる?)
(なんか立ってる姿が変)

彼に全部言ったかどうか忘れましたが、とりあえず「息そんなにたくさん吸わなくてもいいんじゃない?」と言ってみました。

息は必要なときに必要な分だけ

これ、すごくよくわかります。
ぼく自身吹奏楽部時代、とにかく「息たくさん吸って!」「めいっぱい吸って!」みたいな感じだったし、いつもたくさん息を吸っておけば何かあったとき大丈夫、みたいな思いありますよね。

 

でもほんとに息、そんなに必要?

 

以前トランペットの北村源三先生と金管五重奏でご一緒した際、「息は吸わなくても楽器は吹けるよ」と教わったことがあります。
実際に先生は吹き始めにほとんど息を吸わずに、それはそれは美しい音を吹いていました。
息はもともと肺にもうたくさん入っているんです。

その時のことを思い出し、

「次吹くフレーズに必要な分だけの息で吹いてみたらどうかな」

 

そう提案して吹いてもらいます。
これだけで響きが増して、いい音になりました。

本人も「あれ?そんなに吸わなくても吹けるね」

と言っています。
なぜたくさんの息を吸うのはよくないの?ってのはこんなイメージです。

息は楽器に吹き込むもの?息を吐く方向は?

たくさん息を吸う分、がんばって楽器に息を吹き込んでいるように思えました。

「息吸ったら吸った分だけ自然と口から息でてくと思って吹いてみよう」

と言って吹いてもらいました。
これまた楽にスムーズに音が出ています。

 

自分て楽器を吹くのにどれだけの力が必要なんだろう?

 

考えたことありますか?
ぼくはつい最近考えました。
記事があるのでぜひ読んでください。
自分がどれだけのエネルギーが必要で楽器を吹いているか、あなたは知っていますか?

自分が思っているより、大抵はもっと少ないエネルギーで楽器は吹けるんです。

ブレスに着目することで楽器を吹くまでの動きが減った

がんばって吸おうとしていたので吹く前に体に余分な力が入っていたですが、必要な分だけ吸うことにしたら、余分な力が入らなくなりました。

吹く前に口をかなり準備してから楽器を吹いていたのですが、「楽器を口に持ってきて吹いてみたらどうかな」で試してもらったら、口の準備もいりませんでした。

息を吸うとき頭がかなり動いていたので「その動きしなくても息吸えるよね」と提案をしたらまた一段と楽に音が出ました。

 

他にも昔は必要だったかもしれないけど、今はやらなくてもいい動きがいくつもありました。

ひとつずつ取り出してみて、必要かどうか検証していく。

 

その度に音色に変化があるし、体も楽になっていって。
すごく喜んでくれました。

思考の整理にもなったと思います。

おわりに

ほんの少しの提案をさっと汲んで自分の中に取り入れるあたり、さすがです。
素直さと柔軟性も素晴らしいです。

レッスンではぼくが気づいて提案することを「まずはやってみる」というスタンスでレッスンを受けてもらうことが大切。

 

彼との思い出は山ほどあるので割愛しますが、ぼくの人生にかなりの影響を与えてくれている友人です。
その彼に喜んでもらえたことはうれしいし、自信になりました。

本濱氏ありがとう。

追記:このレッスンの翌日、本濱氏からうれしいツイートも。

クラリネットの方でごんざのレッスンに興味がある方はぜひ連絡をください。

 

 

それではまた!

Twitterでごんざを  

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