ホルンのパート分けといえば、中学、高校の吹奏楽部だと高い音が出てうまい人が1stを吹いて、次にうまい人が3rd、最後に下のパートがおまけ、みたいに扱われてることが多いですよね。

ホルンは1stから4thまで4人で1セット。
どのパートにも大切な役割があるんです。

今日はその役割について紹介します!

1stは一家の大黒柱「お父さん」

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家族をまとめる頼れるお父さん。

1stは、他の楽器の1stがどう吹いているのかを耳でキャッチしたまに目で見て、その場に合った音色音量、吹き方で演奏します。

メロディーを受け持ったときは家族を引っ張っていくように先陣を切って「おれについてこい!こう吹くんだ!」と音楽で表現する。合奏全体の音楽を引っ張ることもあります。

1番自分が吹きたいように吹けるポジション。責任ももちろんあるけど、お父さんが「黒!」と言えば黒に、「白!」と言えば白になるくらいの俺様パート。

吹きたいように吹けるけども、周りとの兼ね合いも考慮して吹くバランス感覚が必要。

 

「おれについてこい」タイプの人にぴったり。

3rdはお父さん似の「長男」

お父さんに似てしっかりしている長男坊。

お父さんが大変なときこそ出番の長男。
1stと一緒に高い音を吹いて1stを助けます。1stが休んでいるときは代わりに高い音を吹くことやメロディーを吹くこともあります。

3rdがしっかり吹いてくれると1stは格段に楽に吹けるんです。1stにとって3rdからの音圧はとっても頼もしく感じます。

お父さんの代わりに家族を守ることもある長男坊。

そこまで目立ちたくはないけど、高い音を吹きたい人におすすめ。1stパートの意向を汲み取る察知能力も重要。

2ndは計算高い「長女」

1st3rdに次ぐ3番手と思われがちな2ndパート。ところがどっこい。

このパートはホルンセクションを影で支配しているし、コントロールもできる大事なパート。

 

「お父さんはこうすれば喜ぶ」ってことを知っている長女。家族がまとまるかどうかは長女次第。

 

1stを支えるべくしっかりと吹くこともできれば、あえて小さく吹いて「そうじゃなくてこっちだよ」と方向性を指し示すこともできる。

音程を1shに寄り添うこともできれば、「ここだよ」と1stの音程が高くなってきた時に引き戻す管理もできる。

 

1stが高い音で大変なときに2ndがしっかり吹けば1stはものすごく楽になる。反対に2ndに小さく吹かれると1stがめちゃきつくなったりもする。

音程、音量、音色をピタッと1stに寄せることも求められ、その音程を4thに伝える役割もある。高度な能力が要求されるパート。

 

しっかりとご機嫌をとっておかないとお父さんは大変な目にあいます。2ndがしっかりと機能すると、1stはめちゃめちゃ吹きやすくなります。

空気を敏感に読める人におすすめのパート。

4thは家族を支える「お母さん」

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軽く見られがちな4thパート。

でもそれはとんでもない勘違いです。4thホルンはホルンセクションを支える大事なパート。家族になにがあってもしっかりみんなを支える大切なパート。すべてを包み込んでくれるお母さんのようなあたたかな音色が必要です。

4thパートが安定していい音で吹けると、パートの音の厚みがまったく違ってきます。和音を吹くと1stパートとはオクターブで同じ音を吹くことも多いです。そしてここで1つの音となるわけです。
愛ですね(?

 

深くて響きのある、太い音色が求められるパート。

 

人前に立つのは苦手だけど、人の役に立つために何かがしたい。そんな人におすすめ。
縁の下の力持ちパート。

いかがでしたか?

各パートを家族に見立てて説明しました。
家族の誰が欠けても「ホルン」としての音色にはなりません。

どのパートにも適正があるし、大切なパート。

それそれちゃんとした役割と責任がありますよ。

 

自分のパートに愛着を持ってホルンを吹こう!

 

 

 

 

それではまた!

 

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    ごんざ ゆういち

    国立音楽大学卒業。ホルン奏者。管楽器コーチ。 自身が長い間、心身ともに不健康な状態で音楽と関わってきた経験から「健康的に音楽しよう」をコンセプトに多方面で活動中。