ぼくは今まで、どんなことにも常に最悪な状況を想定してきました。
その方がどんな些細なことにでも、最悪な状況に比べれば全部いいことになると思うし、考えておいて損はないと思っていたから。少しだけ安心もできるし。
そう信じて疑わなかったんですが、先日嶋村順子さんのクラスでその話をしたら、「それは必要ないかもしれませんね、だってしんどくない?」って言われて目からウロコだったので、その時の様子をシェアします。
自分がコントロールできないものまで心配する必要はない、そんな話です。
いくら不安に思ってもそれは妄想でしかない場合もある
先日の講習会の前の日、めちゃめちゃにネガティブになっていました。
うまくいかなかったらどうしよう
何が起きているのかわからなかったらどうしよう
質問に答えられなかったらどうしよう
ネガティブなことを考えた上でひとつひとつ肯定的な思考に書き換えていったんですが、そもそも最悪な状況を想定することが必要ないとは。。。
一体どういうことなんだろう。
いくら不安に思っても自分では結果の判断ができないから
出来が良かった悪かった、というのは自分で判断することではないから、こちらは最善を尽くすのは前提としても、結果まで不安に思うことの意味もない。
最悪な状況を想定していって、実際最悪なままかもしれないし、超うまくいく想像しかしていなくて、実際に超うまくいくかもしれない。
だったらいつも通りの自分で居続けることの方が大切じゃないの?
と言われて、(結果を自分でコントロールできないものに関しては確かにその通りだな)と腑に落ちました。
気分の上がり下がりはもちろんあるけども、ブレずに自分の軸に居続けることの方が大切、とも話してくれました。
ブレずに自分の軸に居続けること
不安(妄想)を持って準備して現場に行く、という流れの中で一番大事な部分は「現場でどうあるか」
常に現場の刺激に反応し、何かあってもあきらめずにどうするか選択し続けるタフさ。
妄想でしかない不安と戦うよりも、その時どうするか。
おわりに
常に最悪な状況を想定していること自体は悪いことではない。危機管理のために必要なシーンもたくさんあります。
ただ、結果を自分でコントロールできないものに関しては、とにかく自分は最善を尽くすしかないのかな。そう考えられるようになりました。
それではまた。
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