管楽器演奏における演奏技術「タンギング」
タンギングってなに?と言われて説明できますか?

はい!ちゃんと答えられたあなたはこの先読まなくて大丈夫です

 

「タンギング、言葉としては知ってるけどなんだっけな」な人!
「頭じゃ分かってるけど、人に説明しずらいんだよね」な人!

この先を読めば誰でもタンギングがわかるし、人に教えることもできるようになります。

タンギングとは

舌を出した犬

そもそもタンギングとは。

管楽器の演奏で、舌を用いる奏法の総称。空気の流れを一時的に中断し、各音の出始めを明瞭にする。

出典:三省堂 大辞林

わかりやすいですね。
大人にはこの説明で十分です。
タンギングの語源はtongue(舌)。

 

ちなみにタンギングをしなくても音は出ます。
音は唇の震動によって出るからです。

ただ、タンギングをするとはっきりとした出だしになります。
音の輪郭もはっきりします。
タンギングの種類によって音色も変わります。

様々な効果がありますが、管楽器奏者の場合、音の出だしは基本的に必ずタンギングをします。

口の中は見えないけど

タンギングは、舌で息をせき止め、圧力を高めた後それを解放する。
この一連の流れのことを言います。

やり方をお伝えします。

  • 息を吸う。
  • 吸い切ったら息を吐く。
  • 息を吐いている途中に舌を使って息の流れを止める。
  • 止めたらまた舌を離す。
  • 息が流れ出す。
  • 何度か繰り返す。

これがタンギングです。

タンギングって言葉だけ聞くと専門用語だし、身構える人もいますが、言葉にはなじみがなくても、実は今までもう何万回もあなたはタンギングしてきているんです。

ひらがなの「た行」と「な行」を声に出してみよう

 

たちつてと!

なにぬねの!

 

言えました?
試してくれてどうもありがとう。
これでタンギング10回できました。

簡単ですよね?

これを楽器を吹きながらするんです。

ひらがなの「た行」と「な行」を舌をどこにもつけずに言ってみよう

どうですか?
言えましたか?

言えないはずです。

タンギングは、
あいうえおの「た」行と「な」行をしゃべるだけ。

 

簡単ですよね。
これがタンギングです。

 

タンギングを人に説明するとき、これで100%分かってもらえます。
ぜひ人に教えるときに使ってみてください。

 

タンギングって言葉だけ聞くと、見たことも聞いたこともない専門用語に聞こえるかもしれません。
でも知ってしまえばなんてことはないんです。
誰でもできます。

しゃべるときにしていたタンギング。
これを楽器で音を出すときにもやる=タンギング。

さあ、タンギングをやってみよう

マウスピースをつけながら、又はくわえながらまず「た行」や「な行」を口で言ってみよう。

言えたかな?

「た行」よりは「な行」の方が舌のつき方が優しい感じだな、と感じれたら最高です。

「たちつてと」「なにぬねの」の中から言いやすいものを一つ選ぼう

まずはどれか一つ選んでみてください。

どれでもいいです。

さあ、吹いてみよう。

「たーー」にした?
それとも「てーー」?
もちろんやりやすい言葉どれでもいいです。

 

どうですか?

 

きっと音の出だしがいつもよりはっきりするはずです。

音の出だしがはっきりすることはとても大切
楽器で音を出すときは基本的にいつもタンギングをします。

 

ここで楽器を始めてしばらく経つ人にも役立つことをひとつ。

タンギングをするとき「舌をつく」とイメージしてる人が多いんだけど「舌を離す」と思ってタンギングしてみよう。
それだけでもスムーズなタンギングができます。

まとめ

誰かに「タンギングってこういうの」と伝えたいときに、どう伝えたらわかりやすいかに重点をおいて話しました。

・タンギングは「た」行か「な」行で。
・楽器をつけて口で言う。
・息を出しながらた行か、な行でタンギング。

今回はほんの入り口でタンギングはとても種類が多いし、奥深いもの。
音楽の場面やジャンルによっても変わってくるし、ダブルタンギング、トリプルタンギングもあります。

でも、まずは入り口に立つこと大事。

先日小学生にホルンを教えていたときに、みんなにこの話をして同じ音を吹いてもらったら、バシッと音の出だしがそろって、みんな笑顔になりました^^

 

 

それではまた!

 

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2 件のコメント

  • […] のこと。ぶれたりせずに入れるように。音の出だしはタンギングを忘れずに!タンギングについてはこちらをどうぞ(楽器をはじめたての人に「タンギング」をわかりやすく教える方法) […]

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ごんざ ゆういち

    国立音楽大学卒業。ホルン奏者。講師。 自身が長い間、心身ともに不健康な状態で音楽と関わってきた経験から「健康的に音楽と関わる」をコンセプトに多方面で活動中。 現在アレクサンダー・テクニーク勉強中。