ブログを500記事書いてわかった50の大切なこと

長いようであっという間でしたが、500記事到達。 書いていくうちに感じた大切なことを50個書きました。

それではどうぞ! (現在は大幅な編集をしたので500記事以下になっています。)

目次

1.自分にとっての当たり前は人にとっての当たり前とは限らない

これをいつも心に留めているかどうかで全然変わってきます。例えばこの記事。

ホルンのお手入れと掃除方法

Googleで検索すると「ホルン 掃除」で1位、「ホルン お手入れ」で2位ですが、ホルンをある程度やっている人にとっては当たり前のことを書いています。

それをなるべく詳しく解説した結果、Twitterでもたくさん拡散されましたし、Facebookでも多く読まれました。

自分にとっては当たり前の話でも、相手にとっては役に立つものだったり、興味が湧くものなんだなあ、と目が覚めた経験でした。

こちらの記事もまさにそれでした。

ホルン奏者が感じている細かすぎて伝わらないホルンの魅力

2.奥底にしまいこんでた自分を知った

文章に書き出すことで(あ、自分てこんなこと考えているんだ)(そういえば過去にこんなことがあったな)など、ブログを書くことはいろんなことを思い出すきっかけになります。

3.日常の解像度が劇的に上がる

あ、これもブログに書ける!これ書いたらおもしろいかも!ブログを書き始めると、日常のなんてことなかった景色が少しずつ違って見えてきて、多くのことに気づくようになります。

4.自分の考えをまとめるスピードが上がる

いつもブログを書いていると、人前で話すときなどに自分の考えをまとめるスピードが上がってきて、ある程度なんとなくしゃべれるようになります。

5.仲間が増える

身近なところには同じことに興味を持っている人がいなかったり、話が合う人がいなかったとしても、ブログで全世界に向けて自分の考えを発信することで、共感する人が必ず見つかります。

6.毎日ブログを書くのは楽にはならない

これも重要なんですが。

「慣れてきたらなんてことないよ」 「毎日のルーティーンです」

とかかっこいいこと言ってみたかったんですけど、無理無理。毎日のブログ更新は結構大変です。500記事書いてもそりゃ変わりませんね。

7.意見を世に出すと反発もいただく

「自分はこう思っています」とブログに自分の気持ちを書くわけですから、「何言ってんの?!」とご意見をいただくこともあります。

でも、考えが違う人がいて当たり前。

むしろ、気に入らない人のブログを最後まで読んでくれて、おまけにご意見までくださって誠にありがとうございました。ですよね。

8.過去の自分と向き合うことにもなる

「あなたはブログでいいこと言ってますけど、過去の自分が何したか覚えてます?」的なご意見も何度かいただきました。

おっしゃる通りで。

今がどうなのかは置いておいて、過去は相当ひどい人だったこともありました。でも、じゃあこのままひどい人でいればよかったの?って話です。

昔のままの自分だったら、それは成長してないってことかもしれない。そう思います。

9.思考が整理される

演奏会に出演したり、イベントがあったり、レッスンを受けたり、レッスンをしたり。そんなときにブログを書くことで、自分の気持ちの再確認ができて思考が整理されます。その瞬間気づかなかったことでも、ブログを書くときに思い出したり、繋がったりすることもたくさんあります。

10.体験したことが読まれる

自分が体験してきたこと、体験していること。そういう記事をみんなよく読んでくれます。

例えば、悩み苦しんでようやくたどり着いたこの考えは、多くの人に読んでいただいています。

レッスンを受ける、ということ

11.やらかした話はみんな大好物

なかなか人には話さないような恥ずかしい話や個人的な話。そういうことこそ人は大好きです。

特にこの記事は、例えば初めてお会いした方に、「あの記事の続きが早く読みたいです」と言ってもらえるほど、インパクトがあったようです。

フリーランスの音楽家が丸腰で彼女の家に結婚の挨拶に行くとどうなるか、ありのまますべて話そうと思う

こういう話もあまり耳にする事がないからか、よく読まれています。

フリーランスの音楽家が体験した不払いクライアントとの強烈な出来事

 

12.書き手の熱意は読み手に伝わる

書きたいことが次から次へとあふれてきて書いた記事。そういう記事は不思議とたくさんの人に読んでもらえます。

それに対して、なんとなく書いた記事は全然反応がなかったり。不思議ですがはっきり分かれます。おもしろいです。

13.「個」を出していく

人からどう思われるか怖かったり、時間と手間暇かけてブログ書くんですから、せっかくなら「自分はこう思う!」をばーんと書くこと。

おっかなびっくりあたりを見回しながらブログ書くなら、その時間別のことをする方が健康的です。

14.書きにくいことこそ書くべき

(これ書いたらどう思われるかな)(これはなかなか書くのは恥ずかしいぜ・・)そういう記事こそよく読まれます。

恥をさらす覚悟、大事。

15.書き続けると読んでくれる人は増える

最初はいくらがんばってブログ書いても、だれも読んでくれません。これはみんな一緒です。ぼくも最初は一日誰にもブログが読まれなかったことあります。

でもあきらめずに自分の好きなことや思っていることを書き続ければ、読んでくれる人は増えます。

16.ブログを毎日書くべき理由と、毎日じゃなくてもいい理由が肌でわかった

よく話題にのぼります。

毎日書いた方がいいってのは商店街のお店みたいなものです。毎日商品が入荷されてたらやっぱり人は来やすくなるんですよ。

それに比べて毎日じゃなくてもいいから濃い記事を、ってのはセレクトショップ。『これを買うならこの店だ!』みたいなね。でもそのスタイルだと、その分野で一番を狙わないといけない。

17.人マネは大切だけど、マネだけじゃその人を越せない

最初は(うわ、この人の文章いいな!マネしよう!)で全然OK。楽器でもそうですが人のマネをしているとその人のスタイルが少しずつわかってきます。

でもね、ずっとマネしてるだけじゃ、いつも人の後ろを歩いているだけだから人の前に出れない。誰にだって自分にしかないスタイルがきっとあるから、たくさんマネした後は全部をミックスして、その上で自分のやりたいようにやるのが一番だと思うよ。

18.ブログから会話が生まれる

ブログを書き始めてから、人と会うと「あの記事さ〜」って会話が始まることが増えました。会話のきっかけとして最適ですよね。ぼくもはじめて会う人のときはブログやってないか調べて読んでいきます。

やっぱ話題にしてくれるのは自分だったらうれしいもん。

19.何者か知ってもらえる

ぼくで言えば「フリーランスのホルン奏者」としての権左勇一だけだったら一生誰にも知られずに消えていっただろうけど、ブログを書くことでそこって変わります。簡単に言えば「フリーランスのホルン奏者+よくブログ書いてる人」でも他とは違うわけです。

それってフリーランスにとってすごく大事なこと。他との差別化がブログを書いているとできます。

キーワードは「レアカード化」フリーランスの音楽家として生きていくためには

20.レッスンがブログからはじまる

ブログを書いていることでレッスンの依頼がくることも増えましたし、レッスン自体が「あの記事に書いてあったあれってどういうことですか」って始まります。ブログすげえ。

レッスンで特に反響があったのはこちら。

はじめの5分取り組むだけで自分史上1番いい音で練習を始めることができるマウスピース練習

ホルン吹いてて言われる「口先だけで吹く」この言葉の真意は口輪筋が鍵かもしれない

21.自分の分野以外のブログも積極的に読むといろんなことが学べる

ブログをwordpressで始めたとき、音楽家以外のブログをめちゃ読んでました。世の中にはこんなおもしろいブログ書く人がたくさんいるんだ!すげえ!って思いました。

それらのブログに共通してたのは「自分の経験を基に書いているブログ」ということ。その人の人生のワンカットがおさめられているわけだから、おもしろいはずだわ。

どんな人にもおすすめできるブログ12選

22.(これ書いたらウケるかな)を考えすぎると苦しくなる

いつもここにハマるんです。

たくさん読まれた記事を書いた後って(これ書いたらウケるかな)って思って記事書いたりするんですけど、まーこれが大抵つまらない。

ブログ書くのって誰のため?って話ですよ。誰かのためにも書くけど、そこに自分の気持ちもないと。つまらないし義務感になる。

23.自分の書きたいことを書く

書いてると(あ、これは読まれるだろうな)とか(これは読まれなさそう)ってのがなんとなくわかります。

それでも!

これは読まれなさそう、も書くことにしています。だって書きたいって思ったから。そういうの大事。

24.信頼できる人に感想を率直に言ってもらう大切さ

いくら書きたいことを書き続けていても、文章が読みにくかったり言葉の意味がわからなかったら読まれません。

それってお互い不幸じゃないですか。

なのでたまには投稿前に誰かに読んでもらうことをおすすめします。

25.だと思います。とか、かもしれません、を多用するなら自分じゃなくていい

「これは自分の考えなんですが〜」とか「と聞きました」とか相手の反応が怖くて予防線張るならブログなんてわざわざ書かなくていいです。

ブログ書いてる時点で自分の考えだし、自分がしゃべってるのと同じなんです。読んでる人は「あ、予防線張ってる」「逃げたな」ってわかるものです。

26.テーマに悩んだら過去の自分に向けて書く大切さ

部活関係の記事を書くときは特に、過去の自分に向けて書いています。悩み狂った過去がこんな時に役立つとは・・。

27.「完璧さ」なんて自分の決めたことでしかない、とりあえず書く

これもブログあるある。 「まだ完璧じゃない、、、」って自分でハードルあげて結局ブログ投稿できないパターン。

完璧ってのはそもそも自分で決めてるだけで、誰から見ても完璧になんて書けるわけない。それならある程度でだしちゃいましょう。足りないことは、後から書き足せばOKです。

28.後から書き直す大切さ

1ヶ月前に書いた記事でも読み返すと「なんだこりゃ」がたくさんあります。どんどん書き直していきましょう。

読み直して感じる「なんだこりゃ」は成長した証です。

29.やりたいことを発信続けることで、叶い始める

ぼくは楽しく楽器が吹けなかった時期が長かったけど、ようやく長いトンネルを抜けたから。トンネルの中にいる人たちに伝えたいことがあってブログを書いています。書き続けることでレッスンに来てくださる方が増え、出張レッスンもできるようになりました。

やりたいことはどんどん口に出していこう。

30.下書きは増えても腐っていくだけ

ブログを書くってある程度勢いが必要なので、下書きが溜まっていくようだともう手遅れのことが多いです。

下書きするくらいならある程度で投稿しちゃいましょう。

31.いつだってスマホユーザー重視で

基本パソコンで書いてからスマホで見直しています。空き時間にスマホでパッと見ることの方が今は多いですからね。

32.画像は美しいものを

画像は毎回時間をかけて選んでいます。なるべく美しくてパッと目を引くものを。著作権も守りながら。

33.使えるツールは使えるだけ使う

ブログにFacebook、Twitterにnote、Instagram・・・。最近だとTiktok。

なんでも手をだしてみた方がいい。窓口が増えれば増えるほどいいから。

34.日常がネタだっていい

自分が使ってみてお気に入りの物だったり、自分の趣味の話だったり。ブログにはそういうことだって書いていいんです。同じ趣味を持ってる人ってすっごい親近感湧きますよね。

35.書き続けると自分に興味のない人は離れていく

ブランディング、とも言います。

自分はこんなことを考えていて、こういうことをやっています。

ブログを通じて発信していくことで、興味がある人は近づいてきてくれるし、興味のない人は離れていってくれます。どんどん生きやすい環境に近づけるんです。

嫌いな人とも仲良くしなきゃって無理するの、もう嫌だ。

36.困ったときに助けてくれる人が増える

ポロっとツイッターでいつぶやいたらいろんなことを教えてくれたり、お仕事をいただいたり。発信しなければ感じなかったであろう人のあたたかさ。

37.自分にとっての備忘録になる

ぼくは結構忘れっぽいんですが、そんな時ブログが役立ちます。過去の自分に励まされることも多いです。

38.気になるものを検索するとき、ブログを読むようになる

何か物を買うとき。レビューを書いている記事を検索で探したり。「この人がおすすめしてるなら間違いない!」って物を買ったり。

そんなことが増えました。

39.自分だったらどうやって検索するか、たまには考えてみる

ぼくは音楽について書くことが多いので、たまに意識します。

例えばホルンだったらもう悩みでぶっちぎり多いのは「ホルンで高い音をだしたい」です。

どう検索するかなって考えたら「ホルン 高い音」とか「ホルン ハイトーン。今のところは検索するとこのブログの記事が一番上に出ます。」

40.自分に自信がつく

承認欲求が満たされるってことです。たくさんの人に読まれたり、反響をいただくと、うれしいし自信になります。

41.生きてていいんだ!って思える

自信がつくとね(こんな自分でも誰かの役に立てるんだな)って思います。暗い話だけど、ブログはじめて「ああ、生きてていいんだなあ」って思うことが増えました。

42.普通に暮らしてたらできないような友達ができる

Twitterやブログを通じて人と会うなんて!なんて恐ろしいこと!犯罪の匂い!そんな風に思っていた時期がぼくにもありました。

でもね。

その考えは時代に合っていません。見極める必要はいつだってあるけど、好きなことを発信し続けていてそれで出会った人って、下手にはじめましてから仲良くなるよりよっぽそ打ち解けるの早いです。

音楽業界ではない知人や友人もたくさん増えました。

43.ブログは信用につながる

ブログ更新をしていると、その人の考え方ややりたい事、やっている事が明確になります。今の時代、それは信用に繋がります。

44.生きてる証を残せる

おおげさ?

でも、文章として自分の気持ちを発信して、誰かの元に届く。なんか生きてるって感じしませんか?

45.新しいことにチャレンジする敷居が下がる

楽器吹いている人はブログを書くこと自体が挑戦で。ツイキャスやったりいろんなことに積極的に挑戦するようになって、心理的なハードルがめっちゃ下がりました。今では新しいことに積極的に挑戦できます。

今年こそエクストリームアイロニングを・・・。

46.ハイリスクハイリターン

怖いですよ、最初は。 周りの目とか言葉とか。どう思われるかとか。

でも、それを乗り越えたらすっごくいいことたくさんあります。

47.最初であきらめる人が多いから、そこを耐えるだけで突き抜けられる

この1年だけでもたくさんの人がブログを始め、挫折していきました。その中で続けているだけで突き抜けられます。続けること大切。

48.思ってもみなかったことがたくさん起きる

ここ1年でブログを通して本当にいろんなことが起きました。

雑誌に掲載されたり寄稿を依頼されたり、レッスン依頼、ワークショップ開催、出張レッスンなどなど、以前では考えられなかったことがどんどん実現しています。今してるレッスンの仕事のほとんどは、ブログがなかったら何もしていなかったかもしれません。

49.自分の小ささを知る

書けば書くほど書き続けている人のすごさを知って尊敬したり、文章の奥深さにやられたり、自分の未熟さを痛感したり。

ちっちぇえなあってよく思います。

50.書けば書くほど「これからも続けよう」って思える

いろんなことがあるけど、書けば書くほど積み重なっていっていいことが起きる。だからこそ「これからも書こう」って思える。ブログは自分にとってそんな存在です。

おわりに

気づいたこと50連発、いかがでしたでしょうか?

ブログの更新は大変だしツライこともあるけど、それ以上に素晴らしいことがたくさん起きているからこれからも続けます。

人のことをあれやこれや言う前に、ぼくは自分と周りの人と、これから出会う人をもっともっとハッピーにしていきます。

 

 

それではまた!